海を見ないで陸を見よう (講談社文庫 か 9-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061833005

感想・レビュー・書評

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  • 昭和20年代を舞台にした青春ミステリーです。ノスタルジックな雰囲気が非常に心地良いです。
    トリックはどうということはないですし、犯人を含めた各キャラの心理にイマイチ理解し難い部分がありますが、多数の伏線が物語と綺麗に結びついているところは素晴らしいと思いました。

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著者プロフィール

1928年岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部英文科卒業。出版社勤務を経て文筆活動に。52年探偵小説専門誌『宝石』に短篇「白い路」が掲載され、ミステリ界へデビュー。77年『透明な季節』で第23回江戸川乱歩賞を受賞。『海を見ないで陸を見よう』、『リア王 密室に死す』など旧制高校を舞台とした清冽な作品で注目され、『龍神池の小さな死体』『清里高原殺人別荘』『葉山宝石館の惨劇』等、巧緻な作品で、本格ミステリファンの記憶に残る傑作を多数発表。90年逝去。

「2023年 『梶龍雄 青春迷路ミステリコレクション2 若きウェルテルの怪死 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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