さらばサムライ野球 (講談社文庫 く 29-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061851184

感想・レビュー・書評

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  • 1985年頃の巨人の有力選手の裏話も豊富、そして歯に衣を着せぬ批判が痛快です。またコーチによるくどくどとした説明が多い、ワンパターンの多い練習、そしてマスコミの無責任な記事・・・。巨人の内幕なみならず、日本社会への批判精神に富み、日本に来た外国人選手のいらだちがよく分かり、大変面白い文化論としても読めました。笑えたのは桑田が清原の頭を「まあまあ」といい、クロマティが「日本語で『まあまあ』とは『今一つ』の意味だ」と説明していたところや、マンガ本に興じる選手を批判しているくだりです。

  • 巨人を支えた”ガイジン”
    ウォーレン・クロマティー
    の自伝。

    当時の巨人の選手の様子、小さな風景
    (バスの中はタバコの煙でいっぱいだったとか。)
    をいっぱい見れてなかなかよかったけど、
    クロマティーってダレ?
    という人にはツライ。

    打率、約
    .370
    はすごい。

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著者プロフィール

1953年9月29日生まれ、アメリカ・フロリダ州出身。1974年にMLB・モントリオール・エクスポズに入団し、1977年からレギュラーに。1984年にNPB・読売ジャイアンツに入団すると1年目から35本塁打を放つなど活躍。1989年にはシーズン途中まで打率4割をキープし、最終的には.378で首位打者を獲得。MLB通算1104安打、NPB通算951安打と日米両リーグで一流の成績を残す。2019~2020年は読売ジャイアンツでアドバイザーを務めた。

「2021年 『ONE MOVE 最強バッティング教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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