警察官ネコババ事件: おなかの赤ちゃんが助けてくれた (講談社文庫 よ 15-1)
- 講談社 (1992年9月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061852204
感想・レビュー・書評
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警察の不信感への話はもちろん、「警察の犯罪は新聞に載らないと思っていた、載せるとしても少しだけかと思っていた」とのような読者の反応から、新聞社への不信感にも言及している本。警察のあり方、メディアのあり方が問われている。拾った現金を届けたら警察官が着服して、拾った人を犯人にするー・・しかも、証拠まで捏造されて。そうなったら、一般市民の対抗する術は?かなり恐ろしい事件。いつどこで冤罪が降りかかってくるかはわからない。実際に載った記事を追いかけたり、民事訴訟の内容を追いかけたりなので、繰り返し状況説明が書かれていて、ちょっとくどい、と思ったけれど、どういうふうに展開されてかが、よくわかる一冊になっている。
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読売の良かったころの話。記者の自戒の話は身につまされる。読んで興奮する人は、ぜひ記者に。
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