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- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061855915
感想・レビュー・書評
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アンジェリクの誇り高さとしたたかさ、フィリップの憎悪と孤高さは前巻から引き続きどこまでもぶつかり合うだけで相容れず、見ているのが辛くなるほど。
ところが、恐らくフィリップの子が生まれたころから2人の心の中で人知れず、最初にプレシの別荘で出会った日の事が鮮やかに色づき始めていたのではないでしょうか。
アンジェリクの機転と、ユーモアを持った切り返し、衣装に対する洗練された感覚が存分に味わえる4巻も面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
DV美形サド男かと思っていたフィリップが、とんでもないツンデレ王子だったとわ! いや、実は、初めて会った少年時代から好きだったなんて、(ジョフレとは別の意味で)都合のよすぎる男。(なんで自殺行為みたいな戦死のしかたをしたんですかねえ? やっぱ王にとられそうだから? それが(当時の宮廷貴族にとって)死ぬほど耐えられないこととも思えんが。)フィリップのビジュアルイメージは、「緑のディアーヌ」のアントワンヌ・ド・シャルトルになってしまった…
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