お引越し (講談社文庫 ひ 28-1)

著者 : ひこ田中

• 講談社 (1995年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

今日とうさんがお引越しをした。三人だった家がこれから、かあさんと私、二人になる。二人が別れるのは私のせいやないって、とうさんもかあさんも言うたけど、私のせいやないのに私に関係ある。あんまりや。両親の離婚にゆれる11歳の少女の心模様と成長を生き生きと描いて共感を呼んだ問題作、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

[今何世紀だっけ？さんの感想 · 2008年7月1日]

クサクサな萌芽アリ、
大学生も登場、
しかも京都系

[このみ。さんの感想 · 2007年10月2日]

レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/58296041.html

[ちーさんの感想 · 2006年9月10日]

二人が別れるのは私のせいやないって、とうさんもかあさんも言うたけど、私のせいやないのに私に関係ある。あんまりや。
その通りだと思いました。なのになんだか面白いのは、関西弁を用いた語り口調と主人公達の魅力なのだと思います。