緑色の休み時間: 広太のイギリス旅行 (わくわくライブラリー)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061956056

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃に学校で課題図書になって、作文を書いた覚えがある。
    課題図書になる本でちゃんと面白くて
    作文を書くのが苦にならないことはあんまり無いので
    この本のことはよく覚えている。
    多分、三度目くらいの読み返し。

    ろくに言葉が通じないけれど、現地で出会った少年と
    心を通わせる物語が心地良い。

    嫌な大人も出てこないし、千里や妹も広太を困らせるような
    言動をしない点も良い。

    ランドルとうまく言葉が通じないもどかしさの中だからこそ
    育まれる友情が微笑ましく、
    古城や牧場などのウェールズの描写もとても美しい。
    結局ランドルとはどうなるのか、ランドルはどうするのかが
    敢えて描かれないところがまた良いと思う。

  • 小学校のときに気に入って、図書館で何回も借りて読んだ本。
    思い出して読みたくなり、アマゾンで探して買った!

    そうそう、こんな話やったなあ・・・という感じ。広太とランドルが仲良くなっていく過程がかわいい。この子とぜったい仲良くなりたい!みたいな気持ちってみんな持ってるし、特に小学生くらいなら直感で思うはず。
    この作品では、それがなんと外国人で、言葉が通じないもどかしさがある。
    でも通じなくても、一生懸命ジェスチャーや単語でなんとか伝わる。
    結局、伝えようとする気持ちなんやなあと思った。

    ・・・こうやって大人になってから読むと、広太と千里はなんて裕福な家の子なんやろうと思う(笑)

    でも、何回読んでも、何年たって読んでもいいわあ~。

  • 小学校の時に大好きだった本。読書感想文でもお世話になりました。コレを読むと冒険したくなります。外国に対する憧れを持ったきっかけかもしれないです。

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