バナ天パーティー -杉山亮のとっておきものがたり- (わくわくライブラリー)

著者 : 杉山亮 おかべりか

• 講談社 (2009年7月22日発売)

作品紹介・あらすじ

“「ものがたりライブ」のオモシロ話第2弾!” 杉山さんの友だち・品川さんが、ホテルで30万円をだまし取られた! 「かわりにキツネから30万円取り返す」なんていってるけど、そうやって取り返すの?

感想・レビュー・書評

[yshimazuさんの感想 · 2023年12月30日]

ほのぼのと温かい気持ちになるお話でした。

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年8月4日]

「八ヶ岳のふもと、小淵沢は自然が豊かなところ。そこで暮らす杉山さんの家に、ある夜、女の人が訪ねてきました。「今夜一晩、こちらのお宅に泊めていただけないでしょうか？」親切に泊めてあげた杉山さんに、女の人は、あるプレゼントをくれるのですが…。ヒツジはウメェーとチョコを食べ、キツネの親子はバナ天でパーティー！小淵沢の動物たちがくりひろげる、フシギでおかしなものがたり！小学中級から。」

[うちゅうのこどもさんの感想 · 2023年3月17日]

図書館本。「二階のへんな客」は現代版鶴の恩返しを羊で。温かみがあって、私はこのシリーズ好き。(長女は普通)

[かめれおんの手さんの感想 · 2023年3月10日]

名探偵シリーズが好きな娘が夢中で読んでて、そんなにおもしろいの？とページをめくると…とても楽しいお話だった。昔話のパロディのような内容だったけど、ほのぼのしててクスッと面白くて、一気に最後まで読みました。私が一番笑ったのは、トチローの登場…電車の中なのに吹き出してしまった。。杉山さんの本、私もたくさん読みたい。

[asami-toさんの感想 · 2020年9月20日]

「つるのおんがえし」のパロディ「ひつじのおんがえし」
狐に騙されたお金を取り返してもらう話。
どっちも生で聞いたので、その時のおかしさを思い返して楽しかった。
そっか、これは本になるくらい、杉山さんの十八番だったんだなあ。
絵も杉山さんぽくってほのぼのする。
バナ天、私が聞いたときはねず天、つまり、ねずみの天ぷらだったと思うのだが・・・話が変わったのかしら？
誰か、教えて！

[april-catさんの感想 · 2014年5月10日]

杉山亮さんのストーリーテリング物語。

『二階の変な客』
鶴の恩返しの羊版。
挿絵の羊は恐かったけど、
耳から聞いたらもっと不思議可愛い感じなんじゃないかな。


『バナ天パーティ』
バナ天とはきつねの大好物で、
油揚げの中にバナナときんぴらごぼうを入れて、
ごま油で揚げた天ぷらの一種。
きつねとの知恵比べの話だけど、
こちらも昔話をアレンジ。
中東の昔話で似たようなのを読んだことがある。
最後の終わり方は、きつねとの距離の取り方とか、
きつねのお父さんと子どもたちの会話がとても好き。

こういうホラ話っぽいストーリーテリングを
ひょいひょいと出来るような人になりたい（笑）

[abmskさんの感想 · 2012年5月2日]

杉山亮の本

二階の変な客
バナ天パーティー

「バナ天パーティー」に大笑いです（≧▽≦）ｖｖ
大好き！！

[hatesina1さんの感想 · 2010年11月18日]

二階の変な客
は、ありきたりな感じでした。
バナ天パーティー
は、可愛くまとまってた。

[barubarusanさんの感想 · 2010年10月26日]

品川さんは、３０万円をだましとられてしまいました。そこで、代りに八ケ岳のキツネから３０万円とろうとしますが、キツネはにせものののお金ばかりもってきます。こまった品川さんがどうしたかというと…。とんでもないホラばなしを、おおまじめに語ります。ゲラゲラ笑える本！

著者プロフィール

杉山亮（すぎやま・あきら）：1954年東京生まれ。76年、都の公立保育園の第一号男性保育者として伊豆諸島の利島保育園で働く。以後83年まで各地の保育園、幼稚園に勤務。30歳のときにおもちゃ作家へ転身。「おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房」を主宰する。現在は山梨県北杜市小淵沢の高原で児童書の執筆をして暮らす。主な著書に『子どものことを子どもにきく』（ちくま文庫）、『あなたも名探偵』シリーズ（偕成社）、『たからものくらべ』（福音館書店）、『青空晴之助』『児童書作家の思いつき』（仮説社）などがある。また、ストーリーテラーとして「ものがたりライブ」というお話会を全国各地の図書館、小学校で開いている。

「2023年 『子どもをおいて旅にでた』 で使われていた紹介文から引用しています。」