消滅―空の帝国「パンナム」の興亡

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062081368

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  • パンナムと言うと、子供のころ見た、大相撲の表彰式を思い出します。その時は、何の会社か分からず、単に「パンナム」の音がおもしろいなと思ってました。
    この本を読んでから、ドラマ『PAN AM』を見るとよく理解できます。

  • 今は亡きパンナム。でもその昔、1970年代くらいまでは世界に冠たる航空会社として君臨していた。高額の給料、機内のシャンパンやキャビアは持ち帰り放題、ファーストクラスで移動といった具合に、パンナムの社員たちは我が世の春を謳歌していた。そんな時代から下り坂にかけての16年間をパンナムのスチュワーデスとして過ごした著者の回想記。
    読めば読むほど、こりゃつぶれるのもわかるなという社員への甘さ。しかし、そのぶん社員たちは底抜けに明るい雰囲気を振りまき、型どおりでないサービスを提供していた。会社が傾けば、自分たちの給料を再建費に回してくれとも言ったらしい。とはいえ、時代がそういうことを許してくれなかったのだろうな。パンナムが時代に乗れなかったともいえる。

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著者プロフィール

横浜生まれ。上智大学とミュンヒェンでドイツ文学を学ぶ。上智大学非常勤講師。翻訳家。訳書に『クレーの詩』(平凡社、2004)、『クレーの日記』(みすず書房、2009、新装2018)、フランツ・マルク『戦場からの手紙 I-III』(東京パブリッシングハウス、2013-2014)、ヴォルフガング・ヘルンドルフ『砂』(論創社、2013)、ガブリエラ・シュテープラー『シマウマのこども サバンナを生きる』(徳間書店、2017)など。

「2018年 『クレーの日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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