心のカタチ、こころの歌

  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062096720

作品紹介・あらすじ

不安とストレスに、いつも痛めつけられている、デリケートで壊れやすい「心」の扱い方。

感想・レビュー・書評

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  • 2013年一発目のレビュー。

    元フォーク・クルセダーズのメンバーで、「戦争を知らない子供たち」の作者で、なおかつ精神科医で九大の名誉教授というすごい人の書いたエッセイ。
    後から知ったのですが、書き下ろしではなく元々どこかに連載したものをまとめたものだそうで、そのせいもあってか話題の転換が早すぎた。

    多分この人は、ものすごく頭の回転がいいのだと思います。
    自分の中ではいろいろな要素がきれいにつながっているんだろうけど、それが理論的に書かれているわけではなくて、とても文学的なので、何が言いたいのかということが掴みにくい。
    ひとつひとつの文について読むと面白かったり、斬新な視点だなと思ったりするのですが、それぞれの文章のつながりがとても分かりにくい本でした・・・

    この人ならではだな、と思ったのは、「精神科医がやっていることというのは、それぞれの患者に歌を作るようなもの」という文章でした。「患者自身の歌が歌えるように演奏するのもまた精神科医」というのも素敵だったな。

    おそらくこの人は、「相反するもの」というテーマでこの本を書いたのではないかと思われます。

  • 分かりやすいのか,分かりにくいのか。
    読みやすいようで,読みにくいようで。

  • 2007/9 読。

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著者プロフィール

精神科医、臨床心理士、作詞家。
1946年淡路島生まれ。65年京都府立医科大学在学中にザ・フォーク・クルセイダーズ結成に参加、67年「帰って来たヨッパライ」でデビュー。グループ解散後は作詞家として活動。71年「戦争を知らない子供たち」で日本レコード大賞作詞賞を受賞。九州大学教授を経て現在白鷗大学学長。
著書『コブのない駱駝』『良い加減に生きる』他多数

「2021年 『「こころの旅」を歌いながら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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