美しい顔

著者 : 外岡立人

• 講談社 (2002年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、日進月歩の最新医療現場を舞台に、医学とは何か、という根源的テーマを扱った最も今日的な医学小説である。小児ガンを患い顔の半分を失うことになった子どもをめぐり、医療行為の迷路に踏み込んだ青年医師と、その両親を中心に、医療現場の関係者たちの緊迫したドラマが重厚かつクールな筆致で描かれる医学恋愛長篇である。人間の顔とは何か?北海道を舞台に、小児ガンの子をもつ飛びきり美しい母親と青年医師の悲痛な愛のゆくえをさぐる清新な筆致。

感想・レビュー・書評

[ノブマユさんの感想 · 2010年10月15日]

小児がんで顔の半分を無くした健太。元ナースの美しい母親・麻矢子と主治医・当麻の話。