永遠。

著者 :
  • 講談社
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062117623

感想・レビュー・書評

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  • 父親のいない弥生と幼馴染の「俺」が、弥生の母、葉月から、弥生の父親のことについての真相を明らかにする。

    久しぶりに村山由佳さんの小説読めてうれしかった!やっぱり読みやすい。
    『人は大事な記憶ほど、嫌でも覚えている』んだなぁ、というのが主なテーマ。でもそれって逆に考えると、忘れてしまう記憶は重要ではないってこと?ちょっと違う気がする…。
    『人とのきずなは永遠。』だという言葉は心に染みました。
    今接している人たちとのきずなを大切にしよう!

  • 徹の弥生に対する愛と、弥生の母親の真山に対する愛がすごく透き通っていて良かった。
    「言葉にしたとたん、こぼれおちてしまうものがたくさんある」言葉は慎重に選ばなきゃねvv
    映画のサイドストーリだとか。映画も観たい!

  • 交際への反対、妊娠、母と娘、母の死、父の存在。

    「一度誰かとの間に芽生えたつながりは…、そのひとと心のやり取りしたっていう記憶だけは、永遠に残るのよ。…」

    恋愛関係は置いておいて、患者さんとそんな関わりが持てていたらいいなと思う。
    (まあ、恋愛関係でもつながり欲しいけど)




    村山由佳さんの作品は癒される。

  • あぁ~。読んでた。昔読んだねぇ。
    うん。綺麗な話なんだけども。
    幼馴染本は自分の幼馴染と重ねてしまって、あまりときめけないという…(^^;

  • なにかの映画のスピンオフらしい。
    幼馴染の男の子と女の子の話。友達以上恋人未満でも、お互い?支えにしてるのかなと思った。
    お母さんしかいない女の子とお母さんに捨てられた男の子。複雑だよねー

  • 息抜きに薄い本読みたいなーと思って読みました。
    ちょっと疲労でボーっとしていたこともあるんですが、あんまり頭に入ってきませんでした。
    後から知りましたが、映画のサイドストーリー。
    通りでなんか当たり前の様な言い回しがところどころ…。
    再読したいです。

  • 昔からの幼なじみである徹也と弥生。
    ともに傷つき、そして助けあった二人が成長してゆく。
    切ない状況と絡み合って、心温まるストーリーを紡いでいく。

  • 『一度誰かとの間に芽生えたつながりは、いつか思い出の奥にしまわれてしまったとしても、かつてその人と心をやりとりしたっていう記憶だけは、永遠に残るのよ』亡くなった母の残した言葉は、娘を、まだ見ぬ父の元へ向かわせる。純愛物語。

  • 「想いは、永遠」という言葉がとても好きです。

  • 幼馴染み男女の王道純愛ラブストーリー。メルヘンチック過ぎて少し物足りなかったな。

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著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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