ハードボイルドに生きるのだ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 53
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062117746

作品紹介・あらすじ

超多忙の大学病院の病理医であり、宇宙飛行士の夫になってしまった男の、やせがまんと、こだわりの知的な日々。週刊文春好評連載「私の読書日記」も収録。

感想・レビュー・書評

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  •  宇宙飛行士・向井千秋さんの旦那さんである向井万起男さんのエッセイ。
     奥さんのこと大好きなんだなぁ、ていうか、仲のいいご夫婦なんだなぁ、て分かる。
     病理医としてのエッセイもあります。
     文章が読みやすくて、サラッと読めます。

     それにしても、表紙のイラストが、すごくご本人に似ていると思うのですが。

  • 装画 / 峰岸 達
    装幀 / 鈴木成一デザイン室
    初出 / 讀賣新聞、共同通信、『文藝春秋』他、『週刊文春』2001年2月1日号~2002年12月5日号、書下ろし9本。

  • 万起男氏かっこいいですな。

  • この人の文章は我が強い。
    人によっては嫌味ったらしくも聞こえるだろうし、
    私自身そのように感じた箇所もままあった。

    しかし、この人はとにかく奥さんと大リーグが
    大好きなのだ。少し自信家なきらいがあるのは
    ご愛敬というところなのだろう。

    こんなだんなさんに毎回
    「ハローハロー!マキオちゃん!」と
    電話をかけてきて、何を言われても
    さらりとかわしてしまう向井千秋さんに
    私は素敵な魅力を感じた。

  • タイトルがいい。前向きでちょっと滑稽で。奥さんに国際電話を毎日かけて(!)話すその中身が「雪国」の冒頭のパロディだったり実にどうでもいい話だっていうのがいいよね。村上春樹の決まり文句の真似が全然似合ってなくておかしい。もう私はすっかりマキオちゃんファン。でも朝日新聞に時々載ってる「大リーグが好き」はそんなに面白くないような…。やっぱりチアキちゃんが出てこなくっちゃ。

  • 宇宙飛行士の亭主というだけでも心惹かれる上に、自称おフランス帰りのシェーのイヤミを思わせる風貌が最高にかわいい。そのハードボイルド?なこだわりもステキすぎる。「いい夫婦の日」パートナー・オブ・ザ・イヤー 推薦夫婦。いつか受賞して欲しい。

  • 一見する顔つき、ヘアースタイルからはとうてい“ハードボイルド”とはむすびつかないが、博学で、おしつけがましくなくて、何でも楽しんでしまう姿勢が伝わって面白かった。彼お薦めの本も面白かった。

  • 私は献血をしないを見てしまい。何ー!?
    って事で読んでしまいました。そして納得。個人的に自分の意見を人に押し付けてはならないなぁ。と学びました。
    面白いです。
    大リーグを詳しく知っていたらもっと楽しめたかも。

  • 宇宙飛行士向井千秋のだんなさまにして、医学博士、病理医であり、すばらしく優れたエッセイを書かれる向井万起男の魅力いっぱい。とても楽しい一冊でした。週刊文春の読書日記も含まれていて、また、読みたい本がどっと増えてしまいました。もちろん、いままでの「君について行こう」「女房が宇宙を飛んだ」どちらも素晴らしくいい本です。これからも追っていきたいと思っています。

  • 向井千秋の旦那さん、向井万起男氏のエッセイ。読書と野球をこよなく愛する氏は、かなりの分析魔。イチローに対する分析論はじめ、独自の持論もわんさか。が、やはり遠距離婚中の奥さんの、何事にも動じなさそうな性格が一番笑える。

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著者プロフィール

むかい・まきお 1947年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学医学部准教授、病理診断部部長を務めた。
「宇宙飛行士・向井千秋の亭主」であることを潔く自認し、『君について行こう 女房は宇宙をめざした』『続・君について行こう 女房が宇宙を飛んだ』などのエッセイを執筆。2009年、『謎の1セント硬貨 真実は細部に宿る in USA』で第25回講談社エッセイ賞を受賞。著書に『ハードボイルドに生きるのだ』『渡る世間は「数字」だらけ』『無名の女たち 私の心に響いた24人』『米国の光と影と、どうでもイイ話』など。

「2018年 『人に言いたくなるアメリカと野球の「ちょっとイイ話」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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