- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062124102
作品紹介・あらすじ
宅急便を世に送り、福祉の世界に身を投じた男、確固たる志を貫く伝説の経営者が語る!「仕事とは!働くこととは!」の真髄。
感想・レビュー・書評
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【ココメモポイント】
・経営とは生身の人間とつきあう仕事だからである
P.13
・自己投資は自分の金でやらなければ、その成果も自分のものにならない
P.19
・会社の価値は「志」のあり方で決まる
P.31
・偉い人・稲山嘉寛詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
切り口が痛快で、なかなかおもしろい。(2004.6.20HPの日記より)
ヤマト運輸を業界トップにした元会長の手記。行政と正面から戦ってきただけあり、行政の課題をたくさん挙げているが、どうも優しい性格らしくとげとげしくはない。その性格からか、サービス業に携わる者の心得を中心に、雇用と働くことの両面について分かりやすく語っており、すんなりと読めた。(2004.6.21HPの日記より)
※2004.6.5購入@横浜市そごうor地下街
2004.6.16読書開始
2004.6.21読了
売却済み -
ビジネスマンとしてあるべき姿の提言。自分で考えるということについて、わかっているようでわかっていないことに気付かされる。既得権益との闘いをはじめ、迫力ある経験談と歯切れの良い文章が印象的。
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やはりこの本でも強調されるのは人を動かすことの難しさなんだな。
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小倉昌男氏月間の六冊目。リーダーからサービスまで、コミュニケーションに焦点を当てた内容。「売れない理由は、物自体の魅力よりも説明の仕方の部分もある。」との視点は新鮮であった。
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読み始めたばっかりですが、忌憚のない本音連発でゾクゾクする。会社役員の方必見。文字を追うだけで背伸び出来る気に。
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共感できる内容が多かったし、社長になろうとしている人や、社長のものの見方が気になる人には、すごく参考になると思う。ただ、一冊の本としてのメッセージ性がないというか、散漫で言いたいことを言っているだけ、みたいな感覚が残ったのが残念だった。
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書いてあることはいい言葉には違いないけど、
わりとありきたりな感じなので、
本としては可もなく不可もなくといったところ。 -
仕事に関する基本的な気持ちの持ち方を分かりやすい例で教えてくれる、そんな本だ。ヤマト運輸を様々な障害を乗り越えて大きくさせてきて、今なお良いサービスを提供しようと進化している会社の状態を作った方がまとめられた本だと思う。
志を持って仕事をする。嫌いな仕事でも何かポイントはあるはずだ。それを考えぬき、自分の仕事にすることの大切さが書かれていた。
また、自信を持つことと謙虚になること、今の判断は常に将来を見つめて行うことと一歩ずつ今を実直に積み上げていくことというまさに中庸の考え方が2つ示されていた。このバランス感覚を鍛えたいと思う。どうすればいいのか、それが考えどころだし、まだまだ僕にとってはわからない。これから、上司に怒られながら、もっと修行していかないといけない。最近、怒ってくれる上司もいない。自分は成長しているのか、とまっているのか、まさに海に漂う枯れ枝のように心もとない。