いい加減に生きる

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062124188

作品紹介・あらすじ

こんな本が欲しかった。苦しみや悲しみをのりこえるヒントと生きる力をもらった。
ベストセラー『がんばらない』『あきらめない』の諏訪中央病院 鎌田實氏推薦!

12歳で仏門に入り、現代の「高野聖(こうやひじり)」たらんと山を下り、末期がん患者、引きこもりの若者をはじめスピリチュアルな苦悩を抱えた人々とこころの対話をつづけ、ともに歩んできた僧が語る、「いま」を心安らかに生きるヒント!

スピリチュアルな痛みを越えて生きるための「たましいの癒し」!
なぜ人は生きる、なぜ人は死ぬ/死を前になにもできない「僧侶であるわたし」/「傾聴」とは徹底して聞くという関係/「煩悩即菩提」悩みがあるから、悟りがある/宇宙飛行士の心境と四国お遍路の真髄は同じ/ヒゲ面の息子を抱っこする/美しい蓮の花がドブ池に咲く意味/手を握るだけで人は生きられる/「無」は、こころの「リセット」の教え/いつも心に「曼荼羅(まんだら)」を/いいかげんは“いい加減” ほか

感想・レビュー・書評

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  • スピリチュアルという意味を改めて考えた本。本来のスピリチュアルという考え方は、この本に書いてあるようなことではないかと思う。
    「一分間の手のぬくもり」「自利利他の教え」「こころのリセット」など内容は盛りだくさん。人として生きていくための訓えが詰まった本だった。

  • 優しく解り易い言葉で、かつスピリチュアルで深いところから語られる真言宗の仏教観。それは宗教的な制限みたいのを超えて、人が健やかに生きるための示唆に満ちている。それを実践的に、行動に落とし込んでいるお坊さんのお話。何度も読み返してみたい本。ただもう少し突っ込んで聞きたい感はあります。

  • 中道にいきる大切さを教えてくれる
    自利とともに利他
    ともに生きることが必要
    背負う必要もない
    押し付ける必要もない
    ただ自分を生き、相手を生きる
    とても簡単、しかしとても難しい

  • 著者の大下大圓さん自身、とても精力的に活動している素敵な方でした。

  • 生き方に行き詰まったら、「リセット」してみるのもいい。ただし、「リセット」とは、何もかも捨て去ることではない。詳しくは、本書を。

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著者プロフィール

1954年岐阜県生まれ。12歳で出家する。高野山大学文学部仏教学科卒業。岐阜大学教育学部研究生終了。スリランカ国ビドゥヤランカ仏教学院修行留学(テーラヴァダー得度コース)。京都大学こころの未来研究センター研修員修了。元高野山大学客員教授、日本スピリチュアルケア学会理事。「いのち、生と死」の学習会「ビハーラ飛騨」を主催。飛騨千光寺住職。著書に『癒し癒されるスピリチュアルケア』、『瞑想療法』、『いい加減に生きる』、『いさぎよく生きる』などがある。

「2014年 『講座スピリチュアル学 第1巻 スピリチュアルケア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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