もしも日本人がみんな米つぶだったら (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 188
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062124409

作品紹介・あらすじ

お茶わん1ぱいに、ごはんは何つぶ?大きな数を実感する秘伝米つぶ換算術。

感想・レビュー・書評

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  • パンも好きだけど、やっぱり毎日一膳は、ご飯を食べたいなぁと思っている。

    これは、お米についてわかりやすく説明してくれている絵本である。
    お米の写真と絵で見やすい。
    お茶碗一杯のごはんって何つぶかなぁ?から始まり
    1合なら約8000つぶ。
    炊いてお茶碗1杯ごはんは、4000つぶ。
    平均1日2杯で1合とすると家族はどのくらい食べる?
    などと単位も10合で1升。10升で1斗。10斗で1石。
    江戸時代の百万石の大名とは、100万石のお米がとれて、100万人を養える豊かなとのさま、という意味である。
    …などなどと詳しくある。

    お米の量を知ることでもっとお米を大切に噛みしめて食べようと思えたかな。

  • [墨田区図書館]

    割と興味をそそる切り口の題名。ただ、読み聞かせに使うにはちょっとかな、、、、と全部を読まないままに、「どうせ選ばないだろう」と持って行ったのに、しっかり最多票をはじき出してくれた2年生。難しいし長いよと言っているのにチャレンジャーだな、低学年は、、、、、

    ちょうど同学年の弟妹たちが多いクラス。パッとみただけで兄姉の顔が浮かぶ顔が5人以上。そのせいもあってか、どこまで面白くてタメになっかはともかく、「シーン」とただただ半分知識を与えられるような読み聞かせにはならずに済んだのが一番良かった点(笑)

    もう少し高学年で私もしっかり読み込んで構成を練っていたら計算とかもさせるもの面白かっただろうけど、せいぜい日本の人口や東京都の人口、石の時のごはんのお茶碗の数とか、その都度都度の単語に対するミニクイズや、相手の答えへの突込みでにぎやかに読めた前半分。ただ子供が米粒にされてからは、正直「どう」作者が話を進めたいのかがイマイチ分からず、重点ポイントを絞れないままに最後まで読み切った。

    単に数の大きさや程度表示なら、日本×お米だけに関わらず他国との比較を持ち出しても良かっただろうし、大事にしよう、なら米粒数以外の話も出来たはず、もっと食べよう、と言いたかったのかな、減ってるよ、と伝えたかったのかな??

    まだ息子は読んでいないみたい?なのでもう少し家に寝かせておこう。その間に私自身再読してみよう。

  • お米をいろいろな角度から考えてみる。今さらながら、一石とは、そういう意味だったのかと勉強になった。

  • とてもわかりやすいたとえ話。
    また、しみじみお米を食べていないなって思いました。

  • 2014.12 市立図書館 

    6歳には少し難しいけれど、数の概念をつかむにとっかかりにはいいかも。

  • 小学校中学年〜高学年。算数チックな作品。算数でありながらお米を食べよう!というテーマもしっかりしている作品。

  • ★★★★☆
    クイズ形式でしょうかい^^
    家庭科やコメ作りの授業のあたりで。
    (まっきー)

  •  お茶わん1杯のごはんって、何つぶくらい?1合=8000つぶ。1合=お茶わん2杯分。つまり、お茶わん1杯=4000つぶ。学校の児童数、市の人口、日本の人口を米つぶの数に置き換えて考えると…。

  • 10月1日発行のchocottoはご覧になりましたか?
    この10月号で紹介させていただいた絵本
    「もしも日本人がみんな米つぶだったら」
    http://www.amazon.co.jp/dp/4062124408

    この絵本、とにかく読み始めると考えながら読むもんで
    時間をかけて、話し合いながらみたいなスタイルになります。

    そもそも「お茶わんのごはんは何粒か」と言う疑問が
    個人的に非常に好き。

    「米粒」という単位でいろんなものの規模を知っていく絵本なのですが
    割と算数が好きなムスメは私よりも理解が早い。。。。(汗)

    で、気がついたんです。
    この絵本は、ムスメのためと言いながら
    自分がわかりたいから読みたいのだと。

    確かに、小学生の頃算数が苦手だったしな。
    そのころに、こんな楽しい絵本があったらなぁ。。

    と言う思いがこの絵本を読ませるのね(涙)
    byえみママ

  • 6年1組 2011/10/5

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。星新一ショートショート・コンテストで最優秀作受賞。おもな作品に『もしも日本人がみんな米つぶだったら』『7分間でゾッとする7つの話』『白のショートショート ふられ薬』(いずれも講談社)「のらねこソクラテス」シリーズ(岩崎書店)「願いがかなう自動はんばいき」シリーズなど。言葉遊び出前授業が好評。

「2022年 『のらねこライセンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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