逆臣 青木幹雄

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 24
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062144452

作品紹介・あらすじ

「竹下死後の事務所乗っ取り」、「小渕入院中の『五人組』密室クーデター」、「総裁選で平成研を小泉に売り渡す」。最初は忠誠心があるような顔をして時の権力者の懐に入り、ゆっくりと主の力が弱まるような包囲網を敷き、一気にその「生命維持装置」をはずして、自身が主君の座を奪い取っていく。青木は相手が死ぬのを待っていたかのようにしてステップアップしてきた-。

感想・レビュー・書評

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  • 中央図書館で読む。正直、期待はずれでした。取材は入念です。筆力は抜群です。にもかかわらず、つまらないのです。これは、単純に、僕の好みではないだけです。ただ、それだけです。

  • 小泉には軽蔑だが、青木には嫌悪が感じられる。逆臣というよりも奸臣だ。

  • 博士の異常な鼎談で著者の回を見て、購入。前半から中盤にかけて同じ内容が何回もでてくる。青木氏の人間性にフォーカスしているが、かといって当時彼が暗躍しなかったからといって、平成研がそのまま力を保持できたか。自民党が昨年まで政権を維持できていたのかを考えるといずれこうする人は現れるべくして現れたような気もします
    当事者には許せないでしょうが。

  •  「竹下死後の事務所乗っ取り」「小渕入院中の『五人組』密室クーデター」「総裁選での平成研を小泉に売り渡す」帯より抜粋 この本にあること全てが真実なら地元県民としてかなり複雑。 この手の本は初めて読んだけど結構おもしろく読めた。 実在の人物が実名で出てるのでリアルだと思えたからかな。

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著者プロフィール

1954年、岩手県北上市生まれ。業界紙記者を経てジャーナリストとなり、『週刊現代』『週刊文春』『文藝春秋』などを中心に執筆活動を行う。政界に関するスクープ記事が多く、小沢一郎衆院議員については20年以上取材を続け、その後の「陸山会事件」追及の先鞭を付けた。妻・和子氏からの小沢氏への「離縁状」をスクープしたことで、第19回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞」を受賞。
著書に『絶頂の一族 プリンス・安倍晋三と六人の「ファミリー」』(講談社+α文庫)、「小沢一郎 淋しき家族の肖像』(同)ほか多数。

「2020年 『したたか 総理大臣・菅義偉の野望と人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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