ランチは儲からない 飲み放題は儲かる 飲食店の「不思議な算数」 (セオリーBOOKS)
- 講談社 (2008年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062146258
作品紹介・あらすじ
飲食店の現役オーナー兼コンサルタントが明かす裸の数字。グルメファン、開店希望者が知ってトクするお店の真実、大公開!
お店の本当の台所事情とは――
●「おひとり様」のお客さんがどんなに大切なのか
●「常連さん」は1500人いないと苦しい?
●「潰れるお店」の特徴第1位は?
●「予約キャンセル」にお店側のホンネは?
●「賞味期限」は飲食店の場合どうなっているのか
●「カード払い」はやっぱり嫌がられるのか
●「おススメは?」のひと言は意外に困る/ほか
感想・レビュー・書評
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店舗を経営していく上での考え方を、ROI、回転率、F/L比率などの定量的な数値を示しながら解説。
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仲の良いお店くらい現金で払う。
決済手数料は5%〜7%
店の外でガラの悪い人の店に行かない -
脱サラして飲食業をはじめたという著者が、
飲食店のお金の基本や内情を語る本。
いい刺激になりました。
3年以上残っている店を見つけて、なにがウリなのか探す旅に出ようと思います。 -
小さな居酒屋が前提だけど、店舗開業の数字感覚をつかむのに十分な内容。
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安易な開業を抑止するという意味では、読んでおいて良かったと思うw
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まぁ,勉強になったが,期待したほどの内容はなかった・・・.飲食にかぎらず,ビジネス一般に関連した内容を,飲食業の人が飲食業に沿って書いたという感じ.したがって深くもなく,広くもない.
テナント代,店舗償却って結構エグいな,というシビアな点に関しては肝に落ちた. -
銀行のファンドマネージャーから、飲食店オーナー、そしてお店のプロデューサー&コンサルタントに
転身した筆者が描く飲食業界の手引書です。
これを読んで飲食店に行くと裏側が見えて面白いと思いました
銀行のファンドマネージャーから、飲食店オーナー、そしてお店のプロデューサー&コンサルタントに
転身した筆者が経験してきた「飲食業界の裏側」が赤裸々に描かれています。
長く飲食業界にいると、当たり前だと思っていた事も
当然一般の方には知らないことだらけなわけで、
その表現の仕方や伝え方など
業界関係者が読んでも十分に楽しめる内容だと思います。
とにかく、文章が読みやすいです。
読む人の興味をひくようなキャッチーなタイトルと
それに対するアンサーも極めてロジカルに整理されているので、
読んだ後、思わず他人に自慢したくなるような飲食業界に関する裏話が満載の一冊です。
>2時間飲み放題をした時の平均的な杯数は、「4~5杯」。多い人だと「8~10杯」程度。
>飲み放題1000円にした場合、お店にとって利益は残るのか?
このようなアンサーに対して、極めてロジカルに丁寧な解説がされています。
飲食店経営に関連する書籍は、多く出版されています。
私も仕事側、比較的多くの書籍に目を通しているほうですが
現場上がりのコンサルタントの先生が執筆された書籍が大部分を占めています。
そういう意味で従来の書籍は、
業界内から業界内を解説する書籍が多い印象がありますが
本著は、著者のご経歴からなのか、
業界外から業界内を解説している立ち居値が明確で読んでいて気持ちが良い一冊でした。 -
最近ふとしたことで知り合いの居酒屋の改革に携わることになったので、飲食店の経営思考を学ぼうと思って読んでみた。
学生の頃はほぼ飲食店のバイトに時間を費やしていたので、書かれている内容は自然と入ってきた。
しかし、基本的な内容が多いためついつい読み飛ばしてしまう部分が多かった。ただ、基本的なことだが、今自分がやらなければならないことに落とし込めていないのが現実。
基本的な数字の考え方を身につけるには良い本当だったと思う。