コンポンを見つければ仕事は必ずうまくいく

著者 : 木瀬照雄 日比野省三

• 講談社 (2008年4月17日発売)

感想・レビュー・書評

[らのららくさんの感想 · 2019年1月10日]

過去に答えはない。
未来、目的から今自分がすべきことが見えてくるのだ。

仕事のヒントはどこにでも転がっていて、
いつでも自ら創り出せるということを教えてくれる。

会社には理念とビジョンが必要であることの意味が
よく理解できた。

[prepre1212さんの感想 · 2011年12月28日]

コンポンの見つけ方は？


なぜなのか、という好奇心を持ち続け、答えるより質問する

[あたしは、誰でしょうさんの感想 · 2009年5月31日]

・「茹でガエル」、「フライパンガエル」、「焼きガエル」
・過去の延長線上には未来はない。「過去や現在ではなく、未来から学ぶ」
・捨てるべきものと守るべきもの
・コンポン道場
・「分析アプローチ」と「デザインアプローチ」
・場の設定が変われば主役も変わる
・「誰が」、「いつ」、「どこで」を意識した商品づくり
・目的展開でコンポンを探す
・「知性は、方法や道具に対して鋭い鑑識眼を持っていますが、目的や価値観について盲目です」ｂｙアインシュタイン
・「あなたの仕事の目的は何かをよく考えなさい。その目的の目的もあるんですよ」
・貿易商社「森村組」、日本陶器合名会社(ノチタケカンパニーリミテッド）、1912年」製陶研究所、東洋陶器株式会社（TOTO)
・6リットルルール　at　USA
・ゴールは究極の姿
・企業全体の底上げを
・相対ベンチマークの落とし穴
・得意先の悩みを解決するセールス
・間違った問いに正しく答える愚
・管理すべきは仕事のプロセス
・使命を全体から見る習慣を
・不具合情報は商品開発の宝
・目的「適」情報収集の原則
・ビジネスに必要なのはホット情報
・一般論、平均思想は無用
・問題解決は応急と恒久の両対策で
・過去の情報ではなく、未来の情報
・未来の情報を共有する
・21世紀はハイブリッド思考(デカルト思考とブレイクスルー思考)
・ワイガイ会議
・参画・巻き込みによる「響創」を
・パパママ創造理論
・信用ゲームと疑念ゲーム
・使う人が納得しないと成功しない
・集合天才で成功確率を高める
・絶えざる改善と改革
・変革のない企業は消えていく
・絶対価値追求で絶えざる改善を
・「未来の棚」という発想
・先の先をみる超トップランナー
・神輿型リーダーの時代は終わった
・答える人より質問できる人に
・過去の実績はすべて無用
・「気持ちのチーム」づくり

7つのポイント　(「賢く働き賢く生きる」ための知識)

　1)、「主役は誰か」を考える
　2)、モノマネを厳禁しコンポンから考え抜く
　3)、究極のあるべき姿から拡げる
　4)、仕組みを創りやり抜く
　5)、情報は目的「適」に集める
　6)、参画し巻き込み響創する
　7)、「絶えざる改善」「絶えざる革新」を怠らない


ト、2009.5.31

著者プロフィール

木瀬　照雄（キセ テルオ）
TOTO相談役
1947年福岡県生まれ。70年京都大学教育学部卒業。同年東陶機器株式会社に入社、営業事業本部所属。79年柏出張所長、81年千葉営業所長、84年東京支社企画課長、86年営業商品第二課長、90年営業企画課長、92年営業企画部長、94年ファン事業推進PJリーダー、96年取締役経営戦略室長、98年取締役大阪支社長、2000年常務取締役マーケティング本部長、02年専務取締役販売推進グループ長、03年代表取締役社長に就任、06年過去最高の売上を達成、毎日経済人賞を受賞。09年代表取締役会長兼取締役会議長、14年相談役に就任。

「2014年 『市場を創る逆算思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」