心のしくみがわかる本 気持ちを整理できないあなたへ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 31
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062151009

作品紹介・あらすじ

毎日200通以上のお悩みメールと向きあう中で、
妙慶さんが相談者にお伝えしたいことは、ただ1つ。
それは、「心のしくみを変えてみませんか?」ということ。

年間100ヵ所以上を講演会で飛びまわるなか、毎日届く悩みメールにも向き合う妙 慶さん。世の中は便利になってきているのに、メールは増えるばかりです。毎日悩み と向き合うなかで、悩みを寄せる方には共通の「心のしくみ」があるといいます。本 書は、その自分自身を追いつめている「不幸を呼ぶ心のしくみ」に気づいて、「幸せ を呼ぶ心のしくみ」に切り替える方法をお伝えします。

感想・レビュー・書評

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  • 仏教を通して、心を落ち着かせる考え方が書かれている。
    人間の苦しみの根源である貪欲、愚痴、瞋恚(怒り)に囚われずに余裕のある心で人生を過ごしていきたい。

  • ざらついた心がすぅーっと穏やかになる感じの本でした。
    実際に受けられた相談内容なども交えて
    心の執着や悩みに関して仏教の観点からわかりやすく書かれており
    どんどん読み進められます。
    「ちょっと最近生きづらい」「なんだか少し窮屈だ」
    そんな感じがするときにはお薦めの一冊です。

  • いいことがたくさん書いてあった!
    悩みや生きづらさを感じた時どうするか。
    人によって刺さる言葉は違うと思うけど、私の場合は
    ・執着を手放す
    ・事実を受け入れる
    ・人と比べない
    ・自分を生きる、こう生きると決める
    ・生きることは辛くて当たり前
    ・人と出会っていくこと、向き合うこと
    ・パターンを変えてみる
    あたりが参考になった。
    お金や名誉や仕事やそういう物で武装しても幸せにはなれない。
    自分の心を強くすることで幸せになれるのだな。

  • この本の最初に、

    『あなたがあこがれ、理想とする言葉を、頭に思い描いてください。』

    とあります。
    そして次のページをめくって、そこに書かれている言葉に納得。
    その後、内容が気になって、次々とページをめくってしまいます。

    以前から読みたいと思っていた本ですが、実際手にとってみて、その薄さにちょっとビックリ。
    でも内容は深いものだと思いました。
    「何かを失えば何かを得る」
    そういった心のしくみについて、分かりやすい言葉で書かれてあります。
    どこかで見たような、聞いたような言葉が多いんですが、その前後の文章を読んで、この方の言葉を通して読むと、素直にスッと心に入ってきました。
    そして、自分自身の今までの経験と照らし合わせて、「確かにそうだな~」とか「これはちょっと難しい・・・」と思いながら読み進めました。
    ただ著者は僧侶の方なので、親鸞やお釈迦様の教えに基づいて書かれている所もあり、ちょっと宗教色を感じる本でもあります。

  • 図書館で、本を探してる時に出会いました。最近、ちょっと精神的ダメージが多いので、今朝の3時に起床~5時まで読みふけっていました。
    なるほどなぁというかんじです。メンタルの弱い方にお勧めの一冊です。

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著者プロフィール

川村妙慶
1964年、北九州市真宗大谷派・西蓮寺の長女として生まれる。池坊短期大学卒業後、大谷専修学院(東本願寺経営)で仏教を学ぶ。10代で住職を亡くし、お寺を継ぐべく状況になるが、人生経験も浅く僧侶になる自信もなく、社会勉強のためアナウンサーの道に。30代から自坊(西蓮寺)へ戻り、本格的に僧侶として活動。結婚後、京都の寺へ嫁ぎ、主婦として、僧侶として生活に根づいた法話を続ける。ホームページに寄せられる月3000件以上の相談メールへの返信、出前法話などの仏法活動を展開中。“現代人の人間関係や生きがい”を主たるテーマに、若者から高齢者に至るまで、様々な悩み解決に取り組んでいる。NHK文化センター、読売文化センター等で「心の講座」講師を務める。NHKラジオ第2「こころをよむ」、KBS京都ラジオ「川村妙慶の心が笑顔になるラジオ」を担当。
ホームページ http://myoukei.life.coocan.jp/

「2023年 『求めない幸せ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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