ソロスは警告する 2009 恐慌へのカウントダウン

  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062155502

作品紹介・あらすじ

前作『ソロスは警告する』で2008年の不況突入を半年以上も前から予見していたジョージ・ソロス。では、2009年は?世界経済は?そして…ソロスはどう動く?伝説の投資家が新たに語りおろす、投資家・ビジネスパーソン必読の「未来予測図」!世界を震撼させた衝撃の書、待望の"続編"。

感想・レビュー・書評

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  • 2009/12/09
     普通”

  • ジョージ・ソロスという伝説の投資家をご存知だろうか。



    ポンド危機の時に100億以上を空売りして財産を築いた方である。日本で言えば、ジェイコム男さんに近いかな?(違うと刺されそう(笑))

    サブプライム崩壊に際してだされた、ヘッジファンド主催者側の言い分である。彼のロジックは再帰性であるらしい。私には理解で気なかったが、とりあえずC言語の再帰の意味ではないですね。

    たぶん、訳仕方があまり良くなかったような気がします。読みづらいし専門用語に対する配慮も少ない、、、まぁ、この本を読む方は金融機関の方か資産家でしょうから、素人相手には書いていない、と思うと完全なプロ向けの内容です。

    ver2009ではver2008で預言が当たらなかった部分の補足という事になっています。今度はポールソンだけを追求ではなく、オバマの政治手腕にまで言及し始めており、ひらくといきなり、デカップリング説は間違いでしたゴメンナサイからはじまる。

    つまり、実はこの冒頭の句を世の中に出すためだけに出版されたのではないだろうかと思わせるぐらい短く、素人には薄い内容なのである。

    ということで、もう少し経済や金融工学を齧ってからこの分野の本には手を出したいと思います。

  • おすすめ度:55点

    解説で松藤民輔氏が見解の相違を述べているが、私もソロス氏の見解に異を唱えるものである。
    ソロス氏は、自らが提言するいくつかの適正な政策(中央銀行による金融機関への大量の資本注入など)が行われれば、経済の回復は可能であると主張する。
    これに対して松藤氏は、現在は確実に「恐慌」の時代であり、恐慌の時代には、たとえ政府や中央銀行がいかなる手を打とうとも景気が回復することはない、としている。
    中国やインドのような新興国について、ソロス氏は今回の世界不況の影響はあまり受けてはおらず、状況次第では早い回復も可能であるとする。
    一方で松藤氏は、マックス・ウェバーを気取るわけではないがと謙遜しつつ、国民が一定の倫理を持たぬような国家においては、結局、資本主義は「資本主義」足りえない──これは私の信念だ。と述べている。

  • 2008年版「ソロスは警告する」が◎「会社に人生を預けるな」(勝間和代)p.11で紹介

  • こっちはいまいち

  • 読んでから随分と時間が経ってしまって内容を忘れてしまった。。。

    書評はすぐかかないといかん。

  • ジョージ・ソロスは
    現在の状況下で利益を出し続けている
    人のひとり。
    本当の事はここにはかけないでしょうが、
    上位商品

  • ソロスは「再帰性」の観点からバブルの発生は不カ避だとしています。しかし、一方では市場
    には多くの規制が必要と主張していますが、その規制されていない部分で、ソロスが何をして
    いるのかは明らかでしょう。
    この本には投機家としての、また政策提言者としての二人のソロスが隠れています。
    二人のソロスが見つかれば、極めてスリリングな本だと思います。
       

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