ひるまない (Grazia Books)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 61
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062160612

作品紹介・あらすじ

ニュースキャスター安藤優子のオンとオフ 日本を代表するアンカーウーマン、安藤優子はいかに生まれたのか。仕事論&時間管理術から、休日の過ごし方、家族との日々、ご自慢手料理・・・24時間を大解剖

感想・レビュー・書評

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  • 顔と名前を知ってる程度の「テレビに出てる人」だけど、他の著書に興味があり、図書館で検索。読みたかった本は相当予約待ちなので、タイトルを見て適当に借りた1冊だったが、思ったよりよかった。

    1時間くらいでさらっと読める。
    40代になった今の自分にとって、少し先を行くセンパイとしてカッコ良さがある。
    一方で、社会人になりたての人が読んでもいいと思う。

    「5分でも積み重ねたら1時間になる」とか
    「ホンモノになりたくて勉強してる」とか
    錆びずに自分をアップデートしている姿はカッコイイ。
    なかなか真似はできないけれど…。

  • 初読

    グラツィア誌のインタビュー記事
    まぁ薄くて一瞬で読めてしまう

    白か黒かに偏らず間をうまく渡る交渉力の高さ、に感じる成熟の度合い
    これは男性特有のものなのか、
    女性には少ないと言われると反発とまぁそうねという気持ちと。
    でも一昔前感はある。10年前の本だしね。
    好き嫌いやオールオアナッシングでとらえがちなのは何故?
    に対して安藤さんは「媚でしょう」と答える。

    えー??どちらかに、自分の選んだ方への媚ということ?
    それもわかるところもあるけど、うーん?

    トレーニングの話は面白かった。
    きっちりトレーニングしてセルフコントロールして
    大学院で学び料理が好きで休日もダラけきれない性格。
    私とは全然違うし素敵だけどもそうなりたいというわけでもなく。
    ただ昔から、ルックスがめちゃ好き…!という事に改めて気付く。
    やっぱ安藤さんは仕立ての良いシャツが最高似合う

  • 【要約】


    【ノート】
    ・学問ノススメで

  • 1958年生まれ、ニュースキャスターの安藤優子さん、「ひるまない」2010.2発行です。「腹筋力」のある女性、第2ボタンまではずしたシャツのすっきりした着こなし・・・! ピラティスでインナーマッスルを鍛えること2h、20kgのバーベルを背負ってスクワットなど筋トレと有酸素運動を2h、朝7時から週3~4回のトレーニング。肉体改造・・・、服の上から安藤さんの肉体改造はわかりませんが、そのきりっとした表情、シャープな身のこなしからその努力と自信がうかがえますね(^-^)安藤優子さんの魅力が詰まった1冊です!

  •  安藤優子の人生論。ひるんでばかりいた自分。そこから強くなった自分。自分らしさは、弱さと向き合うことで生まれる強さ。「ひとりの時間」の蓄えがある人と無い人では、ぜんぜん魅力、オーラが違う。その言葉通り、大学院に仕事をしながら通い、フィットネスクラブで六キロ減量と健康な身体を手に入れた。30台後半から40歳まではダメだったと自ら包み隠さず言うくらい、本書からはその波の大きさを感じ取ることができる。二度の結婚、介護と人生の苦労は計り知れないが、芯の強さと、まっすぐに向かって行く凛とした強さを感じてしまう。挑戦し続けることで、いつの間にか高みにいた、そんな感じでひょうひょうとしている。キャスター、アナウンサー、アンカーウーマン、全てはその強さから。
    実際にお話ししてみると、本当に美しい。笑顔も素敵だ。こんな57歳とは。仕事は異論のある、異質な人がいた方が良い仕事ができる。媚びないこと、辛いことも言葉にすること。そして、がむしゃらにやればいい。

  • 共感できる部分はたくさんあります

    でもやはり芸能人に近い公人
    一般人とは違うので
    その辺を差し引いて読まないとすごいすごいだけでは
    読めない

  • 所謂「ライフスタイル本」。 「ワンちゃん」を「犬」に直すというエピソードがこの本全体を物語っている。 五分あればトイレにいってお茶を飲める。十分読書を六回すれば一時間分。

  • p14〝こんなこと、到底私には荷が勝ちすぎてできない、と思う仕事がきたとき、誰だってひるみます。でもそのことに持てる力を最大限ふりしぼって当たると、かならずそれはものすごく大きな力となって自分のなかに蓄積されます。だから、ひるんでも、回避はしないで行こうとずっと思ってきました。嫌だなざと思う仕事がまわってきたら、とりあえず逃げないでやってみる。私はひるみながら、でもやる、の連続です。〟

    p40〝〜『腐ったものにしか、蠅はたからないのよ』って。『あなたがどんどん腐っていけばいくほど、あなたに対して、イヤな感情がまとわりついていくよ』って。〜〟

    p81〝〜ビリにはビリになる理由があるんですよ。だから『1等賞をとるためにはどうしたらいいか』ということを一生懸命考えます。勝つことで達成感を味わえるし予算も増える。スタッフも意気軒昂になってさらにやりたいことも出てくる。いろんなことがうまく回っていくんですね。だから1等賞にこだわるんです〟

    p85〝「ある程度実績を積んで、自分の仕事が評価されて、初めて人は誇れるようになるんだと思うんですね。自分の仕事を好きでいられるかどうかって、その仕事を誇れるかどうかだとおもうんですよ。〜それでも私は、最終的にはテレビというメディアを誇りたい。自分のやり方でこの仕事を愛し、誇れるメディアにしていきたいという思いがすごく強いんです。
    まずは仕事に対して敬意を抱くことです。謙虚でいるというこおとが大事だと思います。」〟

    p87〝〜言いたいことも言わずに終わるのはダメなので、一回一回
    、本当に「今日が最後だ」と思って臨んでいます。そう思えばテンションが下がらず、自分らしく燃焼できるので。こうして自分を追いつめているんですね。〟

    p146〝昨日、大阪からの帰りの新幹線のなかで「今晩何食べる?」と夫に聞かれた。お昼食べたばかりで、そんなこと思いつかないし。でもふと、感じた。そうか、旅が終わっても一緒に帰って、また一緒にご飯を食べることができる。家族なんだ。〜〟

    p150〝無視せずに気にかけること。それがリーダーの役目〟

  • 読んでいてふむふむとおもうことがたくさん。交渉力、自分軸、1番をとることに対する考え、リーダー論など…エネルギー溢れていて生き生きと生きられている感が伝わってきた。読んで、元気とやる気を貰った。ここまでは私は頑張れないけど、私なりにがんばろうと思った。
    2011/01/23読了

  • 仕事できる女性として大変尊敬できる。
    考え方も素晴らしかった。自分の弱さも十分に分かっている。
    この本を読んだきっかけは、podcastの「学問のすすめ」より。

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著者プロフィール

1958年生まれ。東京都立日比谷高校からアメリカ・ミシガン州ハートランド高校に留学。同校卒業。上智大学外国語学部比較文化学科卒(現:国際教養学部)。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科グローバル社会専攻修士課程修了(2005年4月~2008年3月)。社会学修士号取得。東京大学大学院人文社会系研究科客員准教授(2009年4月1日~9月30日)。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科グローバル社会専攻博士課程後期・満期退学(2013年9月)。グローバル社会学博士号取得(2019年9月)。
初めての報道番組テレビ朝日系の「今、世界は」では主に〈連帯〉発足当時のポーランド、ソビエト連邦、フィリピンの米軍基地潜入ルポ、アメリカ日系一世の記録などの取材レポートを担当する。続く「TVスクープ」でも、ロッキード裁判に揺れる越山会をはじめとする国内取材、また、民放連賞を受賞した「写真の中のベトナム戦争」(1985年)では、レポーターを担当。1986年5月には、テレビ朝日系「ニュースステーション」のフィリピン報道で、ギャラクシー賞個人奨励賞を受賞。
その後はフジテレビ報道と契約。1987年から連日、ニュース番組の生放送でキャスターとして取材、放送を手掛けてきた。フジテレビ系では「スーパータイム」「ニュースJAPAN」「スーパーニュース」を経て、2015年3月30日から同系の「直撃LIVEグッディ!」MCに(2020年9月にて終了)。

「2022年 『自民党の女性認識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安藤優子の作品

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