世の中への扉 盲導犬サーブ

著者 :
  • 講談社
4.50
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062162883

作品紹介・あらすじ

交通事故からご主人を守って大けがを負い、3本足になったサーブ。この勇敢な行動に奮い立った多くの人々が、目の不自由な人の暮らしやすい社会と盲導犬の地位向上のために力を尽くす!サーブの生涯をたどりながら、人間と犬の絆や盲導犬を取り巻く社会の変化を描くノンフィクション。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 手に取る機会があり、読んだ。

    メスのシェパードは、サーブという名を授けられ、盲導犬になった。
    高度な「不服従」という動きをして、主人を交通事故から守り、3本足になった。

    軍用犬という犬がいることを、初めて知った。
    サーブの交通事故が、指定区間の国道に歩道をつけること、盲導犬も自賠責保険の対象になること、を政府に約束させたという。
    涙なしには読めない。
    犬好きな子にもおすすめ。

  • ★★★★☆
    盲導犬のことだけではなく、社会が盲導犬を認知していくようになった過程を知ることが出来る。
    (まっきー)

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

著者/手島悠介(てしまゆうすけ)
1935年、台湾市高雄市に生まれる。戦争末期、台湾各地を転々と疎開し、10歳のとき引き揚げる。学習院大学文学部哲学科中退。雑誌のライターを経て、児童文学を執筆する。主な作品に『かべにきえる少年』『がんばれ! 盲導犬サーブ』『天国へいったサーブ』『日本のみなさんやさしさをありがとう』(以上、講談社)『大地震が学校をおそった』『裁判とふしぎなねこ』(以上、学研)、「かぎばあさん」シリーズ(岩崎書店)などがある。

「2016年 『星になった子ねずみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

手島悠介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×