- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062167062
作品紹介・あらすじ
こだわりの巨匠のあまりに完璧な終の棲家!
お気に入り料理を再現、レシピ21点掲載
<収録作品>
モネ家の庭の小道、ジヴェルニー/梨と葡萄/七面鳥/藤/薔薇/黄色いアイリス/睡蓮/菊 など19作品
<再現レシピ>
ネギとジャガイモのスープ/農家風ニンジン/ポークチョップのフォワイヨ風/牛肉の直火焼き/タラのブイヤベース/栗のガトー/グリーンケーキ など21点
感想・レビュー・書評
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冒頭に「モネは庭造りと食事を愛した画家である」とある。本書ではモネのこだわりの詰まった庭や屋敷、そしてレシピが写真とともに美しく紹介されている。
・モネの庭へのこだわりを知ると、絵画も一層輝く気がする。庭の美しい草木とその影の表現、静物画の果物の鮮やかさ。改めて本物を見たくなった。
・庭だけでなく、家の中の写真や間取り図もある。緑色の鎧戸、桃色の漆喰、クロムイエローのダイニングルーム、空色のキッチン。とても色彩豊かな屋敷らしい。庭よりもむしろ、この家を見てみたい。
・フランス ジヴェルニーにある「モネの庭」は観光用に一般公開されている。パリから1時間程度の立地。機会があれば訪れてみたい。
・レシピは調理法はともかく、食材はシンプルなものが多い。その中でバナナアイスクリームのレシピがある。冷凍庫のない時代にこれを作っていたことから、「モネの食への探究心がうかがわれる」とある。
印象派を代表するフランスの画家モネはとても有名だが、どんな人物だったかは知らなかった。偉大な画家がどんな人間であったのか、その一端を知ることができた。 -
モネの絵と注釈、庭や家の中の写真、植物や野菜のイラスト、再現レシピ
芸術のみに注力していたのではなく、庭や食などの生活も大切にしていたことが感じられるため、より立体的に作品を見つめることができる -
モネについて何も知らない私にとって、すべてが新しかった。
絵画のことなんて何にも分からないけど、素敵だと思った。
モネがどんな場所で何を見て描いていたのか、少しだけ知ることができたし、もっと知りたいと思った。絵もモネも魅力的に見えた。
モネが見ていた景色を絵や写真から想像することが楽しかった。
知識がなくても楽しめる一冊だった。
材料を集めてでもレシピ通りに作りたくなった。笑 -
画家モネの絵ではなく、モネという人の生活を読み解いていくような本でした。
モネ作レシピノートを基にした再現レシピも載っています。 -
地中美術館で購入。こだわりが詰まったモネの食と庭の図録的な本。すごく素敵ですーぐ読みました♡
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モネの愛した庭と料理に触れ、画家としてだけではなく、生活人としてのモネを感じることのできる一冊でした。レシピもついており、さっそく作ってみました。モネがしていた生活の一部を感じることができた気がします。
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大好きなモネの人物像が垣間見える一冊。庭と料理の面から。
レシピ実際に作ってみましたけど、もちろん現代料理に慣れた私の下には少し物足りなかった -
モネの庭を散策したのは、35~36年前、黄色壁の台所に浮世絵が飾られ、庭は花が生い茂り、蜂や蝶虫たちが飛び交い、睡蓮は池を覆い静寂が支配する場所でした。
駅から歩く傍らには、糸杉が立っていました
都美のレストランでモネコラボメニューを食べた時は、どれも美味しく、美しく、デザートの緑のケーキには感動しました。
あの、黄色壁の台所には緑のケーキが映えたんだろうなーと思いました。
そのレシピと料理の本です。