越境せよ! 日本で絶望するより国境のない世界で稼げ

著者 :
  • 講談社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062181976

作品紹介・あらすじ

日本人だけが知らない驚きとチャンスに満ちたワンダーランド。ボーダレスワールドは、若者・個人・中小が主役になる。閉塞した人生を逆転させる新・成功の方程式!体験的30代から人生を変える45の教え。

感想・レビュー・書評

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  • インドへのハブになろうとしているスリランカのコロンボ。日本からの直行便がなく日本大使館もないアフリカはリベリア。イラク入国にはイラク政府のインビテーションレターが必要でそれは日本外務省が決めたという事実。日本が参考になるであろう地熱発電を行うアイスランド。第二のドバイを目指すアゼルバイジャン。すべての国に遊び相手がれば人生は最高。など、海外で働く、生きる、を喚起させるに十分な魅力的なお話が多く散りばめられていた。

  • 2016.09.02読了。

  • 160807読了

  •  ちょっと極論過ぎるか。。。

  • 1.概要

    著者がこれまでに海外にいった経験をもとに読者に対して海外の魅力を伝えている。

    具体的なノウハウというよりも、これだけ海外に魅力があるからもっと海外に目を向けてみてはどうかという提言が中心になっている。


    2.感想

    著者の石田さんが自ら新興国に飛び込んで、そこで体験したことをもとに語っているだけに、そこらへんのガイド本とは比べ物にならないほど心に響くものがある。

    石田さんはドバイを中心とした中東に関しては、日本の第一人者といってもいいほど、前々から目をつけていただけあって、その経験は本当に幅広い。

    自分ももっと海外に目を向けて、日本の良さを活かしながら行動しなくてはという気持ちになった。

    中東や東南アジアに興味を持っている方は、一度読んでみてはいかがだろうか。


    3.総合評価

    海外ビジネスに興味を持っている方は、読んでみるとより決意が強くなると同時に勇気づけられるだろう。

    「現地に飛び込んで走りながら考える」という筆者が具体的にどのような行動をとってきたかわかるので、そこは自分の一つの指標となるだろう。

    非常に面白い体験談が満載だ。

  • ジムロジャースのマイクロ版。海外に行こうという視点は賛同。しかし自慢話で実務話ではない。素直にJetroに行きましょう。

  • 冒険投資家が新興国の今を伝えてくれます。意外な裏事情や新情報も盛り沢山ですが、何事においても必要な心構えも惜しまず書かれています。そして筆者が訴えたいのは、我々日本人が動くべき時は「今でしょ!」って事なのかもしれません。石田さんありがとうございます。

  • Seeing is Beleiving. 著者のサインが入った本を持っているのだが、
    このお言葉も書かれていた。この言葉こそ、この本の全てだろう。

    今年の1月、僕は石田先生主催のドバイツアーに参加した。
    僕の周りで参加されてた方から、とにかく行った方がいい、
    との言葉や石田先生もドバイのすごさを熱心に語るので、
    まあだまされたと思っての気持ちで参加した。

    旅行終わってからものの見方がかわったというか、こんな世界があったのかという衝撃だった。
    「ドバイは人を裏切らない」
    という僕の周りで有名な某氏のお言葉をそっくりそのまま皆さんに伝えたい。
    つまり、あれは見ないと感じられないのだ。

    石田先生のすごいところは、なんといっても行動力だ。
    「見たい」と思った時に行け、と力説されているように、
    先生はとにかく行きたいと思ったらその国に行っている。
    僕も行きたいと思った国が山ほどあるのだが、
    その中でもまずBRICSは見とこうと思って、
    今年はブラジルに行きたいなと検討中だ(注:ロシア、インド、中国はすでに行きました)。

    本の中から面白いところを二つ。一つは「本当の自分を表にだせ」ということ。
    実は前にも同じようなことを別のセミナーの講師から言われていて、
    僕自身はまだ本当の自分を隠しているということ。
    その講師いわく、僕はすごく人懐っこくて、
    大自然の田んぼの中にでもいそうな、青年なのだとか。
    そういわれてみると、僕は関東に来てから今までの自分を変えるために
    「けにー」というあだ名もあるし(実家近くの友達にはこのあだ名は通じない)、
    とにかく変えようとしていたけど、そうじゃないんだな。
    僕の素の部分をどんな時にでもだす、これが重要なんだね。

    もうひとつは、各国に一人ガールフレンドを作るということ。
    流行は女性が作るというのはおおよそ全世界において共通なので、
    各国にそういう友達が一人いれば自分の情報収集という意味でも、
    非常に役に立つ。冗談と捉えられないところが、逆にいい。

    石田先生の講演や本から学んだことは、
    世界の中心が徐々にアジアと中東に移りつつあるという事だ。
    もちろん世界の中心は今はアメリカなのだが、
    今後アジアでは中間層が爆発的に増えて、
    消費が拡大していくことを考えれば、経済の中心はASEANを中心としたアジアと、
    ドバイを始め産油国で潤っている中東になるわけだ。
    その中で日本がいる位置というのは非常に良いという事をどうぞお忘れなく。
    日本はASEANや中東からすごく高い評価を受けているので、
    それを最大限に生かして発言力を増していけばいいのではないか。
    そして個人でもこれらの国にどんどん出て行って、事業を始めるのもいいよね。
    日本だけで生活をしようなんて思う時代はとっくに過ぎた。
    これからは日本にいて世界に目を向ける。僕も最初の一歩をすでに踏んでいます。
    これからが本当に大変だけど楽しい未来になりそうです。

    (4/13に東京で著者参加の読書会が開催されます。
    ぜひみんなで参加しましょう)

  • 石田さんはいつも前向きで走っている。
    そんな印象を持っているけれどもこの本でも石田さんは世界中を飛び回っている。
    とにかくポジティブに、そしてチャレンジする姿を見ているとこれってまさしく新興国で生活している人の姿なんだといつか気づいた。
    新興国を旅行した時に感じた現地の人たちの目の輝きを石田さんは持っていて、そしてハングリーに行動している。
    なかなか日本では知られていない新興国の”今”の姿がこの本では紹介されていて、今すぐ自分も旅立ちたくなる。そんな本でした。

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