- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062186759
作品紹介・あらすじ
シリーズ累計500万部突破のベストセラー『体脂肪計タニタの社員食堂』と、それに続く「丸の内タニタ食堂」のヒットで世間の脚光を浴びるタニタ。
実は、この社員食堂でダイエットを意識したメニューを社員向けに出すようになったのは十数年も前、1999年のことだった。食堂の生みの親、同社前社長の著者が経営指揮を執るようになった1980年代前半は、まさに会社は存亡の危機を迎えていた。低迷する業績、赤字への転落。社員をリストラせざるを得ない状況にまで追い込まれていた。
そんな中、社員数百人規模、日本の一中小企業にすぎなかったタニタを経営する著者が掲げた目標は、なんと「ヘルスメーター売り上げ世界一」を達成すること。
これまでの「体重計」を売るビジネスから、「体重」をはかるビジネス、そして「健康」を提供するビジネスへ。経営コンセプトを柔軟に変えながらも、「健康への深い思い」を頑ななまでに守りづづける。そして達成した「世界一」の座と、「思い」の副産物であり結晶ともいえる「社員食堂」。
本書では、著者の半生や創業からの会社の歴史を振り返りながら、タニタがここに至るまでの軌跡を紹介し、タニタを世界一の企業に導いた「コンセプト経営」と「健康への思い」を綴ります。
感想・レビュー・書評
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お勉強
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タニタの社長がいかに会社を大きくしたかについて書かれている。
本業を意識し続けることが大切。 -
コアコンピタンス経営による事業の選択と集中。変革を常に意識して取り組むこと。それを実践してきた著者には感服する。ただわたしから少しかけ離れた話のようにも感じた。経営者の子供として恵まれた環境に生まれたことも大きく影響しているんじゃないかなとも思った。自分の強みを見失うなというが、何もないような気がする。無駄に純粋で熱くて真面目なところが強みかな。弱みでもある。どうやって伸ばして活かせるのだろうか。今は強みが暴走しているけど、折り合えるように考えていきたい。
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若干自画自賛系ではあったけど、タニタの今までに至る経過が分かって楽しめた。でも今のうちの体重計はタニタではなかった
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タニタはなぜ世界一になれたのか?
→ビジネスと時代の移り変わりをどのような角度から捉えるかが重要
常に価格で先行しながら新たなる付加価値のある商品をリリースしていく
他社と全く同じことをやっているのは、社員の社会的なムダ遣い -
すばらしい会社なのだが、本としての評価は星2つにしました。
ただの会社の歴史本(?) -
brilliant!