遅く咲くのは枯れぬ花

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189743

作品紹介・あらすじ

日本一のきものコレクターにして、着物愛好家たちから絶大な支持を集める、池田重子。その輝かしいキャリアは、実は、50歳の離婚から始まったーー。
離婚慰謝料のほぼ全額を投じて手に入れた運命の帯留との出会い、人との縁、商売の機微、そして50歳から始まった恋の数々。90歳になっても、とびきりおしゃれで美しいひとが言葉でみちびく、50歳からの「運命を変える生き方」術!

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすかった。
    おしゃれな人は引き算が出来る。文章も、無駄がそぎ落とされていて大事なことだけがビシバシ刺さる。
    半衿帯留めには、日本の季節の美があって、着付けもできない私でもときめく。
    子供のころに本物を見たり触れたりしておくことがいかに大事か、後でじわっと効いてくると人に言われたことがあって、まさにそれを感じた。


    「昔の日本人には自然を敬う心があった、人間がえらすぎなかった、そんな気がしてなりません。」

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著者プロフィール

1925(大正14)年、神奈川県横浜生まれ。東京・目黒の「時代布と時代衣装 池田」店主。明治以降の着物や帯留めなど、和装品全般を集めた「池田重子コレクション」で知られる、日本一のきものコレクター。
自らの貴重なコレクションをコーディネートして展示した「日本のおしゃれ展」を全国で開催、「昔きものブーム」を起こし、幅広い人気を得る。きものブランド「夢工房」「池田重子きものコレクション」のデザインや、古裂を活かしたきもの創作を手がける。『池田重子流コーディネート 春のおしゃれ』(夏秋冬編もあり 実業之日本社)『髪飾り』(ハースト婦人画報社)、『池田重子コレクションTHE BEST』『池田重子 美の遍歴』(大和書房)など著書多数。

「2014年 『遅く咲くのは枯れぬ花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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