老後貧困から身を守る (講談社の実用BOOK)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062197670

作品紹介・あらすじ

超高齢化社会が進むにつれ、様々な社会問題が増えています。認知症になり、財産や住居をだまし取られ、悲惨な目にあったり、認知症や足腰が動かなくなるまではいかなくても、若いときほど動けずに、自分の思うような暮らしを送れなくなったり、そんな状況になる可能性は誰にでもあります。
 終活に向けて、自分が認知症になった場合や動けなくなった場合の漠然とした不安がありながらどうしたらいいのかわからないという人が多い現状に、高齢者の財産管理や生活の見守りを多く請け負う司法書士が、アドバイスをします。
 まずは早めに高齢者の財産や暮らしを守る制度のことを知っておくことが大切です。また、制度を利用するしないにかかわらず、困ったときに誰にどう相談できるか、わかっているだけでも心強いと思います。深刻な状況でなくても、老後がなんとなく心配になったらぜひ司法書士に気軽に相談してほしい、早めに対策を考えるきっかけにしてほしい、そんな思いがこめられています。
 自分が快適に暮らせる環境や住居で、自分の財産を自分のために守りながら、人生の最後まで心穏やかに過ごしたい、でも社会の暗いニュースに不安が大きくふくらんでいる、そんな人に役立つ1冊です。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1982年静岡生まれ。
大学在学中に司法書士資格を取得し、卒業後大手司法書士法人に就職。
マンションの大量登記や、不動産売買の立会業務、金融機関の担保設定、戸建新築の不動産登記、法人の設立登記、成年後見人申立業務などを担当する。26歳で独立、細沢司法書士事務所を開業。
実務経験や法的知識を、今後増加する高齢者の問題解決に役立てたいと、成年後見人や相続、遺言に関する相談を数多く受ける。税務や不動産の知識を豊富に持ち、幅広い顧客の相談ニーズに応えている。自分の家族のように顧客の人生を親身に考えてくれると評判。1年間で1041件の相談実績を持つ。

「2015年 『老後貧困から身を守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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