師弟

著者 : 野村克也 宮本慎也

• 講談社 (2016年4月12日発売)

感想・レビュー・書評

[mm-taisonさんの感想 · 2016年6月19日]

野球を題材にして、人としての考え方が問われていた。
時に宮本選手と野村さんのどちらの言葉なのか分からなくなってしまったが、お二人の考え方の一致に面白さを感じた。
そして、宮本選手の言葉を通して野村さんの凄さを改めて感じた。

[本人さんの感想 · 2016年6月14日]

勉強になった。失敗してダメになる人より成功してダメになる人の方が多い。納得でした。想像野球、実践野球、反省野球のうち想像野球の足りてなさを実感した。弱者は弱点を狙う。先手をつく。そう考えると５回までで試合は決まっていると思った。自分の成長がチームの成長である。
待つことと根拠の重要性を再確認。結果がでるするにふさわしい行動を積み重ねていく。やはりこれは大事だなと思った。

著者プロフィール

京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークスに入団。3年目の1956年からレギュラーに定着すると、現役27年間にわたり球界を代表する捕手として活躍。歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王などその強打で数々の記録を打ち立て、 不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。また、70年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、延べ４球団で監督を歴任。他球団で挫折した選手を見事に立ち直らせ、チームの中心選手に育て上げる手腕は、「野村再生工場」と呼ばれ、 ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど輝かしい功績を残した。現在は野球解説者としても活躍。

「2016年 『最強の組織をつくる 野村メソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」