- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062557658
作品紹介・あらすじ
珠枝は綏国公主。先王の寵子でありながら、父王亡きいま、愛らしく美しい異母妹、仙華の陰で心細い日々を送る。そんななか、大陸では巴飛鷹率いる閃国が勢力を広げ、綏との間で緊張を高めていた。そして、和睦のため、珠枝が閃の王妃として差し出されることに!三年経ったら、必ず迎えに行く-幼い日から慕い続ける異母兄の言葉を信じ、見知らぬ国へ嫁ぐ珠枝を待ち受ける運命は、いかに。
感想・レビュー・書評
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いかにも女子が好みそうな戦国ラブストーリー。人物描写がうまいのか、物語の世界にすぐ入り込めた。飛鷹の男気にグッときた女子も多いのでは。シリーズらしいので、他のも読みたい。久々にライトノベルもいいなぁと思えた、純粋に楽しませてくれた本。
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敵国に人質として嫁ぐ公主の物語。全体的に粗さが目立つけど、内容は個人的に好きです。
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1巻完結は、読みやすいです。
珠枝(しゅし)の弱さや過去を、全部受けとめる飛鷹(ひよう)素敵です。 -
花嫁シリーズの1作目、人質として隣国に嫁ぐ公主の話。シリーズでこれがいちばん好きだなー。主人公の心の動きがとても好き。飛鷹さまが完璧+紳士すぎる気もするけど、それはそれで。
何回読んでもドキドキする。 -
切ないけど、ちゃんとハッピーエンド。
他の花嫁シリーズの中でもやっぱり1番好きです。 -
切ないお話なのかなと思って手に取った本です。
切ないけれど救われる話です。 -
こういう話大好き。政略結婚で嫁いで行くんだけど、相手の人を好きになってくんだよ。その過程も丁寧で、・・・飛鷹がすごい紳士!
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森崎さんのデビュー作。私は彼女の作品の中では、やっぱりこの作品が一番好き。望まない結婚、政略結婚の話といったありがちな話ですが、心理描写うまいですし、ただ貧弱な主人公というわけでもない。表紙通りの儚さを持ってもいますが、私はこの作品、そして彼女が好きです。閃王・飛鷹も、男としての魅力があるかな、と思います。