正しいようで正しくない敬語: 基本用例と間違いやすい用例 (講談社+アルファ文庫 B 7-1)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062560511

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  • 「正しいようで正しくない敬語」2

    著者 奥山益郎
    出版 講談社

    p58より引用
    “自分の立場を相手によって決めたり、
    自分の主張を全面に押し出すことを避けたり、
    つまりは相手に思いやりのある言葉である点だと思います。”

     元雑誌編集者である著者による、
    敬語についての間違いや使い方を記した一冊。
     敬語の常識非常識から間違いやすい敬語のまとめまで、
    数々の実例と共に書かれています。

     上記の引用は、
    敬語の美しさについての一文。
    相手を思いやっていれば多少敬語が間違っていても、
    あまり気にしなくてもいいのではないでしょうか。
    敬語の間違いよりも普通にしゃべるほうが、
    普段の生活では大切だと思います。
     言葉尻の間違いをあげつらって馬鹿にする様な態度では、
    会話の相手から思いやってもらえるはずもないと思います。
    というのは敬語をきちんと使えていない、
    私の言い訳に過ぎませんが。

    ーーーーー

  • なるべく敬語を使わないで、かつ失礼の無い言葉で意思を伝えましょう!
    というのがメインテーマ。
    『日本人の敬語を使う時の心理』をはじめ、広い視野で解説されています。
    特に『丁寧語』『文章用敬語』についての解説が詳しいです。

    駅のアナウンス等、大勢に対して放送する仕事の方にお勧めです。


    正直、『敬語解説本』としては、わかり難いので『マナー本』として読むとと面白いと思います。

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著者プロフィール

東京大学文学部卒。朝日新聞東京本社で「文芸朝日」「週刊朝日」各副編集長、出版校閲部長、出版局次長、事業開発室幹事、社団法人日本広告制作協会専務理事・事務局長、共立女子短期大学講師などを歴任。編著書に『あいさつ語辞典』『広告キャッチフレーズ辞典』『消えた日本語辞典』など。

「2017年 『罵詈雑言辞典 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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