正しいようで正しくない敬語: 基本用例と間違いやすい用例 (講談社+アルファ文庫 B 7-1)
- 講談社 (1994年7月1日発売)
本棚登録 : 27人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062560511
感想・レビュー・書評
-
「正しいようで正しくない敬語」2
著者 奥山益郎
出版 講談社
p58より引用
“自分の立場を相手によって決めたり、
自分の主張を全面に押し出すことを避けたり、
つまりは相手に思いやりのある言葉である点だと思います。”
元雑誌編集者である著者による、
敬語についての間違いや使い方を記した一冊。
敬語の常識非常識から間違いやすい敬語のまとめまで、
数々の実例と共に書かれています。
上記の引用は、
敬語の美しさについての一文。
相手を思いやっていれば多少敬語が間違っていても、
あまり気にしなくてもいいのではないでしょうか。
敬語の間違いよりも普通にしゃべるほうが、
普段の生活では大切だと思います。
言葉尻の間違いをあげつらって馬鹿にする様な態度では、
会話の相手から思いやってもらえるはずもないと思います。
というのは敬語をきちんと使えていない、
私の言い訳に過ぎませんが。
ーーーーー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なるべく敬語を使わないで、かつ失礼の無い言葉で意思を伝えましょう!
というのがメインテーマ。
『日本人の敬語を使う時の心理』をはじめ、広い視野で解説されています。
特に『丁寧語』『文章用敬語』についての解説が詳しいです。
駅のアナウンス等、大勢に対して放送する仕事の方にお勧めです。
正直、『敬語解説本』としては、わかり難いので『マナー本』として読むとと面白いと思います。
全2件中 1 - 2件を表示