台所漢方の事典: 身近な食べ物で病気を防ぐ、治す (講談社+アルファ文庫 C 9-1)
- 講談社 (1995年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062560900
作品紹介・あらすじ
食こそ最良の医師。たとえば、トマトは血圧降下、ジャガイモは胃痛、エビは疲労回復、シソは不眠、ゴマは便秘、ミカンの皮は口臭止めの特効薬。毎日の食べ物をひと工夫するだけで、薬に頼らずに健康になれる-そんな食生活の知恵を網羅。カゼ予防から太りすぎ防止、アレルギー対策まで、この一冊で万全。いますぐ始められる、いちばん確かな健康管理術。
感想・レビュー・書評
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読書録「台所漢方の事典」4
著者 根本幸夫
出版 講談社
p313より引用
“おむつかぶれのときは、昔から煎茶や番茶で
お尻を洗うといいいといわれますが、昔の人
は、このようなお茶の働きを経験的に知ってい
たのでしょう。”
目次より抜粋引用
“野菜類
魚介類、海藻類
肉類、卵・牛乳類
豆類、穀類
果実類、種実類
調味料、香辛料、茶”
漢方薬局店主である著者による、日常手に入
る食材の薬効を記した一冊。
野菜から調味料まで、普段何気なく食べてい
る物が持つ薬としての力が紹介されています。
上記の引用は、お茶の薬効について書かれた
項での一節。昔から伝わっている民間療法に
は、伝わっているなりのしっかりした裏付けが
あるのかもしれません。統計学的なデータがな
くても、多くの人が試して続いているというの
が、何よりも大きな事実の積み重ねになってい
るのでしょうね。
その食材の持つ薬効を記すと同時に、食べて
はいけない体質や体調などが記されているの
で、自分に照らしあわせて試すことが出来ま
す。デメリットも記されているというのは、良
心的なのではないでしょうか。
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配置場所:摂枚文庫本
請求記号:498.58||N
資料ID:59501747