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- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062563208
作品紹介・あらすじ
昭和30年代末の後進工業国日本において、ほとんど不可能とされていた国産旅客機の開発。官民あげての大プロジェクトは、数々の困難を克服して、ついに悲願の初飛行に成功。しかし、国際民間機ビジネス商戦の荒波が。厳しい運命にさらされた182機のYS‐11と日本版ビッグプロジェクトの終焉までの全てを描く大作。解説は福原義春氏(資生堂会長)。
感想・レビュー・書評
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前間さんの本は安定して面白い。
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YS11、この飛行機、かなり乱暴に一言で言うと国策で始めたけど、儲からなくて赤字出してたちいかなくなった、ということらしい。まあそうなんだけど、関わった人達の並々ならぬ努力により、戦後初めての量産飛行機、それも経験のない民間機という大きなハンディキャップがあるにも関わらず、ビジネスとして以外は成功を収めたと。だから端的に捉えただけで、だから日本のモノ作りはダメだ的な論旨に落とし込んじゃいけないのです。
当時は解析ソフトもないので、翼を挟んで油圧ポンプに掛けて何回もねじるとかそういう手間をかけているわけで。昔の人はホントすごいですね。
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