セブン-イレブン創業の奇蹟 (講談社+アルファ文庫 G 97-1)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062567992

作品紹介・あらすじ

鈴木敏文率いるセブン‐イレブンの独走が止まらない。創業30周年を迎えた2003年、小売業で初めて1万店を突破した。いまや売上高・経常利益とも日本一の小売業となったセブン‐イレブンだが、創業当初は悪戦苦闘の連続だった。いったい、何が今日の成功をもたらしたのか-。周囲の猛反対を受けながら未知のプロジェクトに集まった素人集団の激闘を描きながら、成功の秘密はどこにあったのか、セブン‐イレブンの原点を探る。

感想・レビュー・書評

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  • セブン・イレブン、いまや日本で知らぬ人はいないであろう小売業の創業からの物語である。ただセブン・イレブンを小売業と位置づけるのは間違っているかもしれない。本書を読んで感じたのは、セブン・イレブンは世の中の枠、固定観念にとらわれない事で成長を遂げた企業であるということだ。
    また本書を読んで印象的だったのは、セブン・イレブンに加入した面々の物語である。本社に参加した面々だけでなく、FCとして加入した人々がセブンイレブンに何を期待していたか、また彼らの人生にどう影響を及ぼしたかという物語が強く印象に残った。
    本書ではコンビニエンスストアの様々なシステムについても記述されているが、あくまでも人間がいて、様々な人たちの協力があって実現されたものだ、というトーンで記載されていることに共感を持った。本書は「プロジェクトX」「匠の時代」が好きな方には大変お勧めできる本である。

  • 2003年(改稿前底本1979年)刊行。

     試行錯誤。ノウハウの原則を抽出する。それを徹底したのがフランチャイズという印象。

     勿論、転業したフランチャイジーの礼賛の声しか載せないのは、この種の提灯本の常であり、例えば、八百屋、魚屋、果物屋、豆腐屋など、商店街を構成していた各店舗を叩き潰し、フランチャイザーのマージンの多さに目を瞑った論法、不成功に終わったフランチャイジーの要因、契約的拘束が多く、フランチャイジーにとっては労働強化でしかない実態など、負の面は書かれない。

  • 創業30年で小売業日本一に!成功の原点を解き明かす!!

    周囲の猛反対を受けた未知のプロジェクトに集まったのは、商売のシロウトたちだった。彼らはいかに困難を乗り越えたのか――。鈴木敏文氏対談も収録

    鈴木敏文率いるセブン−イレブンの独走が止まらない。創業30周年を迎えた2003年、小売業で初めて1万店を突破した。いまや売上高・経常利益とも日本一の小売業となったセブン−イレブンだが、創業当初は悪戦苦闘の連続だった。いったい、何が今日の成功をもたらしたのか―。周囲の猛反対を受けながら未知のプロジェクトに集まった素人集団の激闘を描きながら、成功の秘密はどこにあったのか、セブン−イレブンの原点を探る!


    やはり流行ってるのには訳がある。
    逆に流行ってないのにも訳がある。
    自分はどうなんだろう??
    ふと考えてみるのです♪

  • 実は大学に入って大学の勉強に関するもので初めて読んだ本。

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