ここまでわかった女の脳・男の脳: 性差をめぐる最新報告 (ブルーバックス 1005)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062570053

作品紹介・あらすじ

女の子が人形やぬいぐるみを好み、男の子が飛行機や車のおもちゃを好むのは、実は親や社会がそうしむけるからだけではなく、生まれながらに男女で脳が色分けされているからなのです。また、女性が精神的パニックに陥りがちなのは、左脳と右脳を結ぶ回線がショートしやすいためらしいということもわかったきました。さらに同性愛についても、脳の随所で構造的な違いが発見され、単なる心の問題ではなくなってきました。本書では、MRIなど最新機器の導入により、かつてのマウスではなく実際の人間の脳でわかってきた脳の性差の最新知見を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    女の子が人形やぬいぐるみを好み、男の子が飛行機や車のおもちゃを好むのは、実は親や社会がそうしむけるからだけではなく、生まれながらに男女で脳が色分けされているからなのです。
    また、女性が精神的パニックに陥りがちなのは、左脳と右脳を結ぶ回線がショートしやすいためらしいということもわかったきました。
    さらに同性愛についても、脳の随所で構造的な違いが発見され、単なる心の問題ではなくなってきました。
    本書では、MRIなど最新機器の導入により、かつてのマウスではなく実際の人間の脳でわかってきた脳の性差の最新知見を紹介します。

    [ 目次 ]
    第1章 脳の性差は進化上の戦略か
    第2章 ヒトを男にするものは何か―精巣決定遺伝子の発見の歴史
    第3章 幼児の遊びに見る男女差―男らしさと女らしさの出発点
    第4章 男と女の得意・不得意―空間認知と言語能力
    第5章 ハードウェアとしての脳の男女差
    第6章 左脳と右脳をつなぐ性差
    第7章 同性愛の脳と心
    第8章 情動脳における男女差
    第9章 男に数学者が多いのはなぜ?
    第10章 心の病気に性差があるか
    第11章 男と女の攻撃性

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著者プロフィール

順天堂大学名誉教授、理学博士。1933年 神奈川県に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学大学院生物系研究科博士課程修了。東京大学助手、カリフォルニア大学脳研究所、順天堂大学講師・助教授・教授、人間総合科学大学教授、放送大学客員教授などを歴任。

「2006年 『脳の性分化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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