オーディオ常識のウソ・マコト―CDからスピーカーまで (ブルーバックス)
- 講談社 (1994年10月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062570398
作品紹介・あらすじ
オーディオの世界には不思議な話がたくさんある。「重いほど良いアンプだ」、「真空管アンプは軟らかい音がする」、「スピーカー・ケーブルは無酸素銅線に限る」…、これらの話は本当だろうか。「良い音は」感覚的なものだから、妙な「こだわり」を持てば何十万円もの装置をそろえても満足できなくなる。しかし、その中身を知れば高級機でも普及機でも音にかかわるディジタル信号が変化するわけではなく、狭い部屋で音楽を楽しむなら大音量は必要ないことがわかる。では、どこに目をつけてオーディオ装置を選べば、お金をかけずに良い音を楽しめるのか。本書には、そのためのヒントがイッパイ。
感想・レビュー・書評
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20年前の古い本だが、情報は有用でした。特に真空管アンプの方が、トランジスタアンプよりも音が良い、ということはないという記述に溜飲を下げる。そうっすよねー。消費電力の点からもサイズからも、価格からも、チューブを選択する意味がいまひとつ理解できなかった。しかし今後は自信が持てる。
類書に結構適当なものが多いのはたしかにと実感。その点でもばっさりと書かれていて気分の良い本。 -
資料番号:011226081
請求記号:547.3チ -
要は、電気回路をちゃんと理解しろという話。
もっと世の中にはびこっている噂に対してあれこれ理論的に検証している内容かと思っていたが、あんまり深くない内容でがっかりした。その上何の断りもなしに略称が使われていたりして少し読みにくい印象であった。
ただ5章の「スピーカーの違いを見抜く」はわりとしっかり書いてあると思う。
続編も気になっているが読むか読まないかすごく迷う。 -
参考になる記述も多々あるが、難しい式を使ったものも有り、ちょっと引いてしまうところも。しかし、作者の誠意、熱意が感じられる点では、良い本だと思う。
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ケーブル、アンプ、CDプレイヤ、スピーカと一通りの知識が簡単な回路図とともに説明されていて、文系の人でもわかりやすく書かれています。
オーディオを購入する際は片手にもってお店に行きたい1冊。 -
1/5くらいためになった。