電気システムとしての人体―からだから電気がでる不思議 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062573382

作品紹介・あらすじ

脳、心臓、筋肉…、人のからだは、すべて電気で動いている。太古の海に誕生した生物が獲得し人間に受け継がれた、生命の原理。最新のテクノロジーもおよばない、人体の"驚異の電気システム"を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 前々より人体の活動は電気によって行われているという視点で柔術の身体の動きや反応を検証し続けいす。

    そういう意味ではおあつらえ向きの本でした。

    電気と磁気はほぼ同じ力。

    この二つの力についてもヒントがあり参考になりました。

  • ブルーバックスらしからぬ不思議ちゃん

  • 先日、「人間だってみんな発電所じゃねーの!」というような冗談を発した後、ふと思い出して自分のブルーバックス蔵書から手に取り再読。

    医用工学に携わる筆者が、その「入り口」の知識として、ポンプとしての心臓、脳・神経活動、筋肉の仕組みなどを体内電気を切り口に書いている。電気ナマズの話など、興味深いトピックもたくさん。

    そうそう、人間の脳や神経活動と機械がの電気活動が違う、というトピックで「笑うコンピューターはまだない」とざっくり(筆者も「おおざっぱ」な違いのたとえだと言っている)書いてる章があった。

    そこから10年。ロボットの世界の方では、人間の神経活動を「マネ」して、表情筋を動かせるロボットなんてものが登場し始めてる。時代は変わるなぁ。

  • 467夜

  • [ 内容 ]
    脳、心臓、筋肉…、人のからだは、すべて電気で動いている。
    太古の海に誕生した生物が獲得し人間に受け継がれた、生命の原理。
    最新のテクノロジーもおよばない、人体の“驚異の電気システム”を探る。

    [ 目次 ]
    序章 人間活動の原点を求めて
    第1章 「血液が巡る」という発見
    第2章 心臓はなぜ動くのか
    第3章 ただのポンプではない心臓
    第4章 睡眠中でも肺は動く
    第5章 脳活動はコンピュータと比較できるか
    第6章 人体は電動ロボット
    第7章 人体は電気の導体
    第8章 システムとしての人体
    終章 生命の特異性に迫る

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    [ 参考となる書評 ]

  • 内容的に目新しいものは無いものの、
    心臓、脳、胃などの仕組みや
    生体信号の取り方など、
    まとめられていて概論として良書です。
    ある程度知っている人にとっては物足りないと思います。

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著者プロフィール

群馬大学工学部電気工学科卒
日本光電工業株式会社
コントロンインスツルメンツ株式会社
現在、ケイ・アンド・ケイジャパン株式会社及びGM3代表取締役
医工連携推進機構理事、日本医療機器学会誌編集委員、ISO委員、他
著書に『いのちを救う先端技術』(PHP新書)、『電気システムとしての人体』(講談社ブルーバックス)、『バイタルサイエンスモニタ入門』(学研秀潤社)、他多数執筆。

「2016年 『生体情報モニタ50年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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