生命にとって酸素とは何か―生命を支える中心物質の働きを探る (ブルーバックス)
- 講談社 (2002年1月18日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062573573
作品紹介・あらすじ
全身の細胞にくまなく行き渡り、エネルギーを供給する。-まさに酸素は、生命の活動力の源だ。だが、ひとたび活性酸素となれば、がんを引き起こし、血管を傷め、果ては老化を促進させる、厄介な敵役でもある。そんな活性酸素のアグレッシブな攻撃性を、生命は外部から侵入した細菌を殺す武器としても使っている…。一筋縄ではいかない酸素と生命の複雑な関係を、体内の化学反応の中心として捉え直す。
感想・レビュー・書評
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体内に入った有害物質を尿に溶かして体外に出すのに、人体は活性酸素を利用している。水溶性物質を結合する基を導入するために、生物は酸素を結合させて、ヒドロキシル基(−OH)を作って、水に溶ける様々な物質を結合させる。普通の酸素では、簡単には有機物に入らないので、酸素を活性化させている。こんな複雑な化学反応をして、自分を守ってくれているとは、知らなかった。人体って、すごい。
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