新・分子生物学入門―ここまでわかった遺伝子のはたらき (ブルーバックス)
- 講談社 (2002年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062573634
作品紹介・あらすじ
クローンや遺伝子治療などの今日の話題の震源にある分子生物学はヒトゲノムのDNAの塩基配列まで明らかにし、生命を遺伝子のはたらきから解こうとする。その最新の成果と全容を、誰にでもわかるようにやさしく紹介。
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/52053詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2002年発売の本書。当時分かっていた分子生物学に対する知見を知ろうと思い読んでみましたが、特に古さは感じず驚きました。内容は現在の高校生物の教科書に書かれているような基本的な事柄をまとめたもので、分子生物学の歩んできた歴史を学び直す事が出来ました。本書を読んで、これまでに偉大な科学者たちが長い時間をかけて生命の基本原理を発見してきたおかげで、現在の分子生物学がここまで発展することができたのだなと改めて感じました。
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生物学系シントピ。フォトリーディング&高速リーディング。
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[配架場所]2F展示 [請求記号]408/K-3 [資料番号]2006108688、2002100582
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18章の184ページの内容で、分子生物学の興味深い、日常生活になじみ深い話題の章や、分子生物学の基本の話を発見などのエピソードも添えて解説している。
分子生物学を大体の全体像や、どのように日常生活に関わっているかを知るには良い本ではないだろうか。
巻末のキーワードや参考文献も参考になるが、出版が2002年と研究が進む分野としてはやや古くなったのが気になる程度である。