なぜヒトの脳だけが大きくなったのか―人類進化最大の謎に挑む (ブルーバックス)
- 講談社 (2007年1月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062575409
感想・レビュー・書評
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読む前からある程度 人類史の知識はあったほうだと思うが、いろいろ知らなかったことが書かれていて良かった。効果器(手や発声器官)と脳の共進化、脳のエネルギー消費が身体成長に年数がかかる(コドモ期)。
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11月24日 進化の日
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[ 内容 ]
生物としてのヒトが大成功している最大の原因が、発達した脳であることは、誰もが認めることです。
しかし、ヒトの脳がなぜこれほどまでに大きく発達してきたのかは、まだまだ解明されていない、人類進化史の中の最大の謎のひとつです。
霊長類の形態比較を研究する著者が、全く新しい視点からこの難問に挑みます。
[ 目次 ]
第1章 まずヒトの進化をたどってみよう
第2章 なにが脳の発達を促したのか
第3章 言語コミュニケーションを行う発声器官の進化
第4章 脳の拡大は、なぜ、どのように起こったのか?
第5章 カニクイザルの道具使用行動
第6章 脳のエネルギー消費を支える食物獲得方法の進化
第7章 寿命と老化と脳の進化
第8章 長い成長期間と脳の関係
第9章 脳のインフラとしての脂肪
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[ 参考となる書評 ] -
上手く当たれば(というのは図書館で適当にアタリをつけて借りるからだけど)科学本は下手な小説の何倍も面白いんだよねー。しかしこゆの読んでると、すべての生物の雄は基本使い捨てで大事なのは雌なんだなーって女性としては気分ヨロシクなりますな、はっはっは!
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表題の通り、人類進化の過程の中で他の生物のと大きな差は脳の発達にあります。
この発達がなぜ起こったのかの謎解きをしよう手いているのが本書です。