地球環境を映す鏡 南極の科学―氷に覆われた大陸のすべて (ブルーバックス)
- 講談社 (2009年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062576598
作品紹介・あらすじ
地球上の90.6%パーセントの氷が南極には存在している。巨大な氷の塊である「氷床」の厚さは富士山の高さを超え、隕石が大量に見つかるポイントがあったり、氷の下には"幻の巨大湖"が存在していたりする。温暖化の懸念から南極への注目度はますます高まるなか、オゾンホールが南極に現れる仕組みから基地における最新の観測方法やその生活内容まで、"現在の南極"にまつわるエピソードを網羅した一冊。
感想・レビュー・書評
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12月14日 南極の日
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新書文庫
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最低気温はマイナス89・2℃!氷の厚さは富士山の標高を超える!温暖化が進む昨今、注目が集まる“最新の南極”の姿をお届けする。
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南極へ行きたいな。
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オゾンホールの発見で知られるように、地球上で唯一の孤立した大陸である南極は、人為的なノイズが少ないため、環境問題に対して好感度なセンサーの役割を果たしている。しかし地球上の90.6%の氷が存在するこの白い大陸の果たしている科学的な役割、構造についてはほとんど知られていない。
1トンの象にアリ1匹が乗ってもその変化を検地できるという超伝導重力計を有する日本の極地での研究などにも関心を持つきっかけになりそう。 -
南極は氷の厚さが2000m、厚いところでは4000mもあるそうだ。氷の下の大陸は、海抜マイナス100m以下だったようだ。気温は、寒いときでマイナス80℃はあるんだって。
兎に角、南極の自然がいろいろ書いてあり、知らないことばかりで面白く読んだ。