直感を裏切る数学 「思い込み」にだまされない数学的思考法 (ブルーバックス)
- 講談社 (2014年11月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062578882
作品紹介・あらすじ
えっホント!? 隠れた真実が見えてくる──不景気なのに平均所得が上がっている、なぜ? レジが2つになれば行列は半分になる、は本当? マンホールに落ちないふたは円形だけか? 平均寿命より長生きできる人は全体の半分だけ?
センスやひらめき、直感を過信せず、地道な思考の積み重ねを大切にするのが数学。時として専門家でさえ間違いを犯してしまう「思い込みの罠」を紹介しながら、正しく本質を見抜くための数学的思考法を伝授します。
感想・レビュー・書評
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直感って役に立たないんだなと思った。
僕はモンティホール問題なんかは、直感でもある程度理解出来るのだけど、統計の誤魔化しなんかには、結構騙されてしまう。
大切なのは
「直感を疑うスキル」
なのだと思う。
論理的にきちんと説明できていないのに、何となく合ってるような気がしている時
「これは、正しいとは限らないぞ」
と立ち止まれるようにしたい。 -
最初の方の不景気時にあがる平均所得については騙されることはなかったが、それ以外は騙されまくった。
ベイズの定理が迷惑メールで使われている話、4色問題も面白かったが、一番直感を裏切られたのはやはり、モンティ・ホールの穴は面白かった。数学者すら騙されたこの問題。解説を聞いても最初はしっくり来なかったが、何回か読んで理解ができた。数学というのは直感に頼る部分も必要だが、直感を捨ててゼロベースで考えることもまた必要だと感じた。 -
難しい数式がでてこなく、しかし実社会の例を出して感覚とのズレにはっとさせられる。良書。
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読書の時間に読んでいたら、担任の数学の先生に褒められた。体育の見学中に読んでいたら、体育の先生に取り上げられた。
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背ラベル:410-カ
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数学の興味の引ける現象をまとめている本
慣れているのもあれば知らないのもある。知らないのは説明しにくいものが多いね -
ネタ本として俊逸。でも、最後のページの謎がわかりません。どなたか教えてください。