漢詩と日本人 (講談社選書メチエ 33)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062580335

作品紹介・あらすじ

『白氏文集』も『和漢朗詠集』も、写本で読むしかない時代、中国の詩は、ひとにぎりの宮廷貴族のものであった。木版印刷による空前のロングセラー、『唐詩選』、『三体詩』は、読者階層を庶民大衆へと大きく広げ、その影響は、俳諧、川柳から都々逸にまで及ぶ。わが国の古典と化した漢詩の、豊かな味わいとつきない魅力を語り、日本人との千年以上にわたる深いかかわりを丹念に跡づける労作。

著者プロフィール

1930-2022年。中国大連生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士。京都教育大学、奈良女子大学などの助教授・教授を経て東北大学名誉教授。恩賜賞・日本学士院賞受賞、瑞宝中綬章受章。主著に『三体詩』『宋詞の世界』『宋詞研究』『陸游』『蘇州・杭州物語』『中国文人論』『中国の名句・名言』『漢詩と日本人』『中国文学と日本 十二講』、学術文庫に『科挙の話』『唐詩』がある。

「2022年 『漢詩の名句・名吟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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