ビールの教科書 (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062582759

作品紹介・あらすじ

古代人が飲んだビールの製法、圧倒的に芳醇なベルギービールの味の秘密、ビールとエールの違い、鑑定の方法から美味しい地ビール完全リストまで。すべてが分かり、ビールがもっと旨くなる決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 著書のビールに対する愛がひしひしと伝わってくるのが読んでいて楽しい。

    ヴァイツェン、ラガー、エール。
    色々聞いたことはあるが殆ど違いはわからない。 それもそのはず、日本のビールは殆どがラガーで、大した味の違いはない。しかし本来ビールはもっと多様な物…という下りは確かに納得。

    あっさりとグイグイ飲める物だけがビールじゃないよね。。。


    この本を読みながら、ビールバーにでも行って、
    フムフムこれが作者の言う事か…
    ってしたくなる本でした。笑

  • 【本でたしなむ日本酒・番外編:お酒は広くたしなみたい】
    東京大学農学生命科学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2001794117

  • ビールというものをゼロから知るために最高の教科書。ビールの知識をきちんと整理できていて、かつ面白い読み物に仕上がっている。

  • 文字ばかりだが割とおもしろい

  • とてもビールが好きな私にはとても勉強になる1冊だった。
    読んでる途中でなんどかビールを飲みに行ってしまうほどに。

    ビールは2種類あって
    ・ラガー
    ・エール

    とりあえず学んだ内容をつらつら書いておく。
    ・ホーフブロイハウス
    ・日本の大手メーカのビールはラガーのピルスナー

    ビールの原料
    ・麦芽(大麦)
    ・麦芽(小麦)
    ・ホップ
     →苦みを与える
     →香りを与える
     →泡持ちをよくする
     →殺菌作用を与える

    ・上面発酵(ラガー)
    ・下面発酵(エール)
    ・低温殺菌
    ・除菌フィルター(大手メーカ)
    ・スタウト・ポータ(ギネス)
    ・ミュンヘナー(ドイツ オクトーバーフェスが行われる)
    ・ドルトムント(ドイツ 醸造量が最も多い)
    ・ペール・エール(淡色エール)
    ・ヴァイツェン(淡色エール)
    ・ピルスナー(淡色ラガー)
    ・ドゥンケル(濃色ラガー)

  • もやしもんを見てたらビールが旨そうだったのでポチりました。
    感想はまた今度かきます。

  • 体系的にビールについて学べる良い本です。歴史や醸造法など著者の広い知見が伺えます。一方、写真がほとんど
    ないため、本書で大半を占めていた「ビールの色がどう違うのか」ということが分かりづらいかもしれません。

  • 世界には様々な製法や材料で作ったビールが存在するが、その中でも自分が飲んだことのあるビールはごくわずかであることが認識でき、より多くのビールに触れてみたいと思った。

  • その名の通り、「教科書」にふさわしい中身の濃さ。
    簡単な説明から入り、次第には製造工程にまで及ぶ詳細な説明。入門から専門までを一気に伝える、ビール研究には持って来いの一冊。

  • 著者青井博幸氏の紹介文を読んで驚きました。技術者として、NASAのプログラムなどにも携わった後に、ビールメーカーを立ち上げ、コンサルタント、大学で経営戦略系の講座を担当。異色の経歴の持ち主です。

    タイトル通り、ビールの教科書です。ビールの歴史にはじまり、醸造法、原材料、ビールのスタイルというような順序で話が展開されています。薄っぺらい入門書と違って、割と細やかな事まで書かれており、本書の内容を頭に入れる事ができたら、かなりのビール通であると思われる。

    ただイラストや図が無く、実際に多くのスタイルのビールを飲んだ事が無いと分かりにくい部分がある気がする。
    ある程度様々なスタイルのビールを飲んだ上で、本書に取り組むと理解が深まるのではないであろうか。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。京都大学大学院原子核工学専攻修士。フロリダ工科大学(MOT)修了。エンジニアリング会社勤務後、地ビール会社を創業。現在はアオイ&カンパニー株式会社代表取締役として経営コンサルティングを手がける傍ら、グロービス経営大学院教授を務める。全国地ビール醸造者協議会顧問。著書に『重要会議ではヅラをかぶろう――超・実践クリエイティブ経営』(講談社)、『ビールの力』(洋泉社)、監修書に『[実況]経営戦略教室』(PHP研究所)など。

「2019年 『ビールの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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