- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062585569
作品紹介・あらすじ
中国にもない日本独自の医学=漢方。世界でもユニークなその世界を、思想的背景から実際の治療の現場まで、斯界の第一人者が解説する
感想・レビュー・書評
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漢方薬は患者の状態を総合的に判断する、個々の症状ではなく。
また免疫力を高め、患者自身の力を引き出す。
漢方は日本独自のもの。中国の東洋医学とは違い、きめ細かい。
現在、多くの(ほとんど)医者が西洋医学とともに併用して効果をあげている。
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中国にもない日本独自の医学=漢方。近代西洋医学とも融合しながら世界でもユニークな治療実績を重ねつつあるその世界を、「虚・実」「気・血・水」など東洋思想に基づいた世界観から実際の治療の現場にいたるまでを解説。
漢方って名前とかややこしいし西洋医学で手一杯だし、どうしても手を伸ばす気持ちにならなかったんですが、この本で考え方がかなり変わりました。著者の師である大塚先生の反対学を学べということも道理で、勉強するのはまだ後でもいいのかなと思えた。ひとまず西洋医学を頑張らないと。両者の長所短所を理解して、上手く組み合わせて使えるようになりたいなあ。 -
漢方医学は日本独自の医学である。
痛みは生体からの信号。
西洋医学と日本の漢方医学の融合と共に発展して行くことを願っている筆者が実際の現場での治療例も交え、漢方医学を解説。
その歴史から問題点、未来への提言と、応援したくなるような内容。