3歳までの子育てに大切なたった5つのこと (健康ライブラリー)

  • 講談社
3.90
  • (11)
  • (15)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 192
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062596800

作品紹介・あらすじ

育児にはさまざまなポイントやコツがありますが、そのすべてを気にしていては、ママもパパも、保育園・幼稚園の先生たちも、疲れはててしまいます。そこでこの本では、児童精神科医で子育て、ならびに発達障害に関する研究の第一人者である佐々木正美先生に、とくにたいせつな5つのポイントを紹介してもらいました。
 本にあげたたった5つのことを心がけるだけで、子どもの表情が変わってきます。いきいきとした人間関係をつくれるようになっていきます。
 本書では、いますぐに実践できる具体的なアイデアをイラストで紹介していますので、ぜひ今日から試してみてください。ママ、パパ、おじいちゃん、おばあちゃん、保育園・幼稚園の先生たち必読の一冊です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 保育園で借りた本シリーズ。息子があと2ヶ月で3歳になってしまうので、慌てて読了笑
    大事なことは子供の要求に全力で応えること。お菓子とかおもちゃのような「モノ」の要求にはこたえすぎないこと。甘えてくることに対しては全力で甘やかす。

    興味深かったのは、母性と父性の違い。夫婦協力して子育てしていくことは重要だけど、なんと言っても子育ての主役は母。父は母の役割を肩代わりするよりかはサポートする方が望ましく、「社会での生き方」を教えるしつけ役であるべき。母は無条件に子供を受け入れて愛する役。

    子供に「どうして」と「しなさい」は使わないように。お願いは肯定的に、やってほしいことは本人の意思に任せて待ってみるのがよい。

  • とてもわかりやすく、読みやすかったです。
    我が子の心に寄り添うことが大切なんだなっと、改めて感じました。子育ては忙しく、心の余裕が持てない時がありますが、どんな時もこの本に書いてあることを忘れないように、何回も読みたくなる本でした。

  • 佐々木先生の最初に読んだ本かな

  • 子供の転がし方が上手。
    さくっと読める。
    時期がきたら、また読みたい。

  • 惰性的に子どもと関わりがちになった自分に活をいれようと手に取ってみた。
    そうしたら、思った以上に心に響く言葉がたくさん。
    ・人間関係が人の幸せを決める
    ・理想の育児は「不足を感じている」というメッセージ
    ・母親のまなざしは行動規範もつくる~わからないことがあったら親やまわりの大人に教わればよいという行動規範があるから
    ・ほほえみの交換によって、他者と共鳴する感性が育つ
    などなど。
    そして、身につまされる点もたくさん。
    スマホ片手に子どもに関わっていなかったか。
    子どもに笑いかけられた時ちゃんと返せていたか。
    子どもファーストに今は生きようと誓ったことを思い出しました。
    明日からもっと思い切り見守って、遊んで、笑いかけよう。

  • ・とにかく子供の要求に全て応える→人間関係や共感の力を学ぶ
    ・泣くのは子供の「努力」→あやすことによって子どもに「努力は叶う」ことを教える

  • 知りたい情報はなく、ピンと来なかった。

  • 3歳までにこうすべし!という言説はよく聞くのだが、なにもしてないな。。ということで、3歳が差し迫る今読んでみた。
    これまで3冊くらい読んだと思うけど、何度も何冊も読みたい佐々木正美先生の本。子供が大きくなっても忘れずに、怠けずに、おざなりにせずに、読み続けたいなあ。

    これは保育者全般に対して書かれているし、イラスト中心で読みやすく、でもポイントはよくまとまって書かれていて、パパ向けにもおすすめと感じた。単純だけど、親の対応に応じた子供視線の思い、感情がイラストでかかれており、それは切実さが入ってきて、理解に役立つ。
    今回実践したいと思ったのは一緒に遊ぶの項目で、役割の交換をすること。早速やってみると面白がって嬉しそう。
    あと余裕を持って対応できるように、待てるように環境を整えることは親の務め、というのは本当にその通りです。努力しよう。

  • 読書対象者は
     3歳までの子に関わるみんな
     (パパ、ママ、祖父母、保育園や幼稚園の先生)

    3歳までの関わり方、よくある困りごとへの対処法
    について書かれている。
    母性とは何か、父性とは何かを教えてくれ
    また読み直したいと思える1冊であった。

    著者は、児童精神科医である佐々木正美先生
    専門家が執筆した1冊であり、読みやすく非常におすすめである。

    基本的な考え方は
     子のきもちを最優先する
     ということだと理解した。

    以下はネタバレを含む感想となります。

    ・なぜ3歳なのか
      P58:多くの心理研究にて  
        2歳ごろまでに愛情と信頼を抱き、
        3歳ごろまでに心の基礎ができあがる
        ことが分かっている。
        ※成長してから再度基礎作りに
         取り組むのは大変な作業

    ・5つのこととは
      ベースになる思いはいまこの子を幸せにして
      あげようと思い心をかけること
       そのための5つのこと  
        遊ぶ、あやす、見守る、待つ、笑う
        ※子の気持ちを最優先にすること
         がベース

    P6 :お父さんの役割
       子育て以上に、お母さんのサポートをしてほしい
       悩みを聞いたり、家事を代わりに担当してほしい

       お母さんと子供が十分に触れ合えるように、
       皿洗いや家事を担当する。★ 

    P31:かまってばかりで火事が進まない
       泣いているときは子供優先、
       家事は後回し

    P68:主役はママ、助演はパパ、祖父母
       父性とは、明確な意思をもって、子供に
       生き方を教えるという特性★
       
       母性は
       子供を包み込み、安心感を与える

    P80:パパに必要なことは、ママの話を聞くこと
       育児を物理的にてつっだうことよりも、コミュニケーションの方が、母親の負担を軽減していることが分かっている。★
       
    P82:父性が必要になるのは2歳ごろから
       母性は無条件に愛する
       父性は文化を教える
        文化を教えるとは「してよいこと、してはいけないこと」を教えていくこと。
        この際、厳しさはいらない。 


    5つのこと
    できてないかも。。と思ったときには再読し
    考え方や対処法を修正したいと思う。
    読みやすく、内容も自分に必要なことであるため★5
    としている

  • 子供を可愛がることの大切さをわかりやすく学んだ。
    子育てに迷いや悩みが出たらまた読みたい。

  • 山村裕子先生 おすすめ
    72【専門】599-S

    ★ブックリストのコメント
    児童精神科医として多くの子どもたちやその家族を支えてこられた佐々木先生が、保護者に留まらず、保育者へも向けて、3歳未満児との関わりの中の大切な5つのポイントをわかりやすくまとめてくださっています。

  • やはり佐々木正美さん、好きだなぁと思った。育児、ゆったり心を構えて頑張りたい!

  • 復職前に。
    勉強になった。

  • 2017.1 市立図書館

  • 子育てで大事なのはとにかく子供にこたえること、が著者の主張。シンプルだけど実際子育てしている友人たちの言動を思い返すと実践するのは大変らしい。図書館で借りた本だけどちゃんと購入して、実践できてない時に読み返したい

  • 忙しい時には、ちょっと難しいのではないか…とは思う部分もあるが、作者が言いたいのは、とにかく子供のありのままの姿を受け入れ、子供の要求に、こたえ続けろということ。特に母親が中心となってその役割を担い、父親はしてよいこと、いけないことを文化として教えていくことを中心にするとよいとある。ただ、厳しくというよりは、お父さんは頼もしいなぁと思われるようにするといいようだ。

  • 子供を愛し、見守ることで「基本的信頼」を作る。
    忘れないように、定期的に読みたい。2歳からは父親の躾も必要とあるから、改めてそのときも読みたい。

  • まさに今、子育てが始まった。
    そんな時に出会えてよかった本。
    子供に丁寧に接していこう。

    ①遠くから見守る
    ②ほほ笑みを返す
    ③泣いたらあやす
    ④できるまで待つ
    ⑤いっしょに遊ぶ

  • わかりやすい。

全24件中 1 - 24件を表示

著者プロフィール

監修・執筆 深田晶恵
個人のお金の相談を受けるファイナンシャルプランナー。(株)生活設計塾クルー取締役。
金融商品や保険商品の販売をせずに、中立的な立場で退職後の生活設計などの相談を受けている。高齢の夫の両親と同居の経験もあり、高齢者へのアドバイスに定評がある。著書は『知識ゼロの私でも! 日本一わかりやすいお金の教科書』(講談社)など多数。

巻頭料理特集 『かんたん! おいしい! 手間いらず 冷凍うどんのすすめ』(上田淳子)
兵庫県神戸市生まれ。辻学園調理技術専門学校の西洋料理研究所職員を経て、渡欧。帰国後は東京のサロン・ド・テでシェフパティシエとして勤務したのち、料理研究家として活動。作りやすい家庭料理レシピが好評。『冷凍お届けごはん』『ひとりでできる 子どもキッチン』(以上、講談社)など著書多数。

週末コラム 『健康になる食生活』東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部 濱裕宣・赤石定典
健康と栄養のバランスを大事に、日常生活の中で活かせる食事のノウハウの普及を目指している。栄養のプロの知識と科学に基づいたわかりやすい解説に定評がある。

「2022年 『かんたん年金家計ノート 2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×