天狼星 3 (講談社文庫 く 2-22)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062631921

感想・レビュー・書評

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  • 天狼星シリーズ完


    ゾディアックを先に読んでから読み直したんだけれど。
    シリウスのカリスマ性はこっちが上かな


    田舎の温泉街が、謎の老人&美女の出現で
    おそるべき事件に繋がっていく…


    アキラくんの中学生時代も知れて
    興味深い。


    天狼星シリーズ1と、2.も読み返したいなぁ

  • 伊集院大介シリーズ

    竜崎晶の住む町にやってきた謎の美女。晶の級友・熊本の家に滞在する雪野様と北原喜十郎老人。配達を理由に2人に会いに行った晶と親友の松浦。北原老人の語る雪野様をねらう者たち。晶の兄・弘志の所属する暴走族。母親である佐保子の死を晶のせいと恨む弘志。母親そっくりの雪野様を守ろうとする竜崎兄弟。宿の周りに集まる謎の暴走族。街にやってきたサーカス団。サーカス団団長・川路の誘い。消えた熊本。晶に迫る人間蜘蛛の正体。誘拐された雪野様。雪野様と北原老人の正体。地獄谷での伊集院大介とシリウスとの対決。

     2011年4月3日再読

  • 追悼栗本薫。

    私はこの方の本でものすごい読書体験をした事がある。
    グイン・サーガという、もう永遠に完結しない物語にて。

    図書館でグイン・サーガを1巻から3巻まで借り。
    2時間ほどで3冊の文庫を読了。
    その興奮が醒めないうちに自転車で突っ走って閉館間際の図書館に駆け込んで。
    また3冊借りてきたという。

    そんな毎日を大学の夏休みにやってた。

    結局20巻で挫折したんですけど(駄目じゃん)
    その熱病に浮かされたような読書体験は結構強烈に覚えてます。

    この本にて、本の行方みたいな描写があって。
    完結しないまま、少しずつ忘れ去られていく物語という感じのものがあって。
    今、こうして栗本薫の物語を読みながら、なんだか切なさを感じた。

    それでも彼女の物語は読まれ続けるだろうし、グイン・サーガの最終巻を読みながら続きを夢想する人はいなくならないだろう。

  • 前作で行方不明になった胡蝶と名探偵・伊集院大介。舞台は北海道の温泉町。人目を忍ぶように現れた絶世の美女と奇妙な老人の登場が、美少年・竜崎晶の生活を一変させてしまう。伊集院大介vsシリウスの決着はいかに?胡蝶さんにはない強さがある晶君にシリウスも‥‥。シリーズ一旦完結編。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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