- Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062631921
感想・レビュー・書評
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天狼星シリーズ完
ゾディアックを先に読んでから読み直したんだけれど。
シリウスのカリスマ性はこっちが上かな
田舎の温泉街が、謎の老人&美女の出現で
おそるべき事件に繋がっていく…
アキラくんの中学生時代も知れて
興味深い。
天狼星シリーズ1と、2.も読み返したいなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
追悼栗本薫。
私はこの方の本でものすごい読書体験をした事がある。
グイン・サーガという、もう永遠に完結しない物語にて。
図書館でグイン・サーガを1巻から3巻まで借り。
2時間ほどで3冊の文庫を読了。
その興奮が醒めないうちに自転車で突っ走って閉館間際の図書館に駆け込んで。
また3冊借りてきたという。
そんな毎日を大学の夏休みにやってた。
結局20巻で挫折したんですけど(駄目じゃん)
その熱病に浮かされたような読書体験は結構強烈に覚えてます。
この本にて、本の行方みたいな描写があって。
完結しないまま、少しずつ忘れ去られていく物語という感じのものがあって。
今、こうして栗本薫の物語を読みながら、なんだか切なさを感じた。
それでも彼女の物語は読まれ続けるだろうし、グイン・サーガの最終巻を読みながら続きを夢想する人はいなくならないだろう。
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前作で行方不明になった胡蝶と名探偵・伊集院大介。舞台は北海道の温泉町。人目を忍ぶように現れた絶世の美女と奇妙な老人の登場が、美少年・竜崎晶の生活を一変させてしまう。伊集院大介vsシリウスの決着はいかに?胡蝶さんにはない強さがある晶君にシリウスも‥‥。シリーズ一旦完結編。