- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062635462
作品紹介・あらすじ
横浜の閑静な高級住宅街で、大物弁護士・西垣文雄が惨殺された。横浜地検の美人検察官・岩崎紀美子は、捜査を進めるほど、事件の裏に大きな闇を感じる。日弁連と検察庁、警察庁そして県警の確執…。現役弁護士作家が法曹界のタブーを鋭くえぐった、第40回江戸川乱歩賞受賞の傑作リーガル・サスペンス。
感想・レビュー・書評
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現役弁護士が書いたリーガルサスペンス。第40回江戸川乱歩賞受賞作品は、検察官の仕事内容がよくわかる副読本にもなっています。当時の検察官志望者減少、検察官・裁判官・弁護士の法曹三者の権力争いなどの問題点を押さえつつ、生意気な女性新任検察官を主人公に据えたのも成功しています。
黒木瞳主演でテレビドラマ化もされました。
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内容紹介
横浜の閑静な高級住宅街で、大物弁護士・西垣文雄が惨殺された。横浜地検の美人検察官・岩崎紀美子は、捜査を進めるほど、事件の裏に大きな闇を感じる。日弁連と検察庁、警察庁、そして県警の確執……。 現役弁護士作家が法曹界のタブーを鋭くえぐった、第40回江戸川乱歩賞受賞の傑作リーガル・サスペンス! 1984年週刊文春ミステリーベスト10 第1位。(講談社文庫) -
新 の方を先に読んでからの、コチラ。
相変わらずぶっ飛んだ設定に、やっぱり好きになれない…だって全然リアリティーがないんだもの。
検察が殺し屋雇って相容れない意見は排除する、ってハリウッド映画かなんかですか?
真面目な犯罪捜査モノ読みたかった自分には無理ー! -
20161215
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読了
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ブックオフにて1$で購入(再読)。女性検事による捜査を描いたリーガルノベル。さすがにここまで検察組織が腐敗していることは考えにくいが、見えにくい司法制度の問題点(検察の人員不足と有罪率)を突いた点は興味深い内容。
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最近、純文学的な心の内へ内へと向かっていく小説を読んだりしていたので、なんだか疲れてしまい、ストーリーで楽しませる小説が読みたくなって、購入。
法曹界の権力闘争による殺人事件は、弁護士会の派閥争いから大きく姿を変えていく。
なかなかリアリティがあっておもしろかった。 -
151124