- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062646444
感想・レビュー・書評
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舞台をロンドンに移し、遂にランバート(の中の人)との決戦のとき!おお、奈津子、ドラゴンバスターも相変わらず大活躍。しかし、なっちゃんが出てくると途端にギャグになってしまうな。ちょいとバランスが悪すぎる。
後書(対談)は若木未生さんと。アルスラーンでは、ガンガン主要メンバーを消していった田中さんだが、創竜伝では主要メンバーは皆無事。時代の問題なのか、これからそっち方面にも進んでしまうのか、果たしてどうなるんだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私の求めていた田中芳樹氏が戻ってきた!
かつての勢いを取り戻した筆力がここにはある。前巻で抱いた不満が今巻では雲散霧消し、極上のエンタテインメントに仕上がっている。
恐らくこれは、中国を舞台に描く時には過剰に衒学趣味に陥り、エピソードの羅列に終始して物語として機能しないのだが、今回のように竜堂兄弟という、もはや作者の手を離れて躍動するほどのキャラクター性を備えた登場人物を扱うと、瑕疵となっていた衒学趣味がお得意のアイロニックな文体と程よくブレンドされ、爆発的な推進力を生み出すからだろう。 -
いよいよロンドンで四兄弟とランバートが対決します。そこへ小早川奈津子も乱入することに。戦いの結果、長く世界を牛耳ってきた四人姉妹は壊滅します。ランバートは一時潰走するも、やがて彼の身体をのっとっていた牛種の手下・共工が本当の姿を現わし、竜へと姿を変えた四兄弟との決戦が始まります。
ついに四兄弟との決戦とあって、シリアス・モードになるのかと思いきや、小早川奈津子と元首相の御一行によるギャグ・パート押しでした。それ以外では、老ダニエルなど、支柱を失って解体してゆく四人姉妹の幹部たちのそれぞれが、ていねいに描かれているのが印象に残っています。
今回の「巻末対談」で著者の相手を務めるのは、作家の若木未生です。 -
若さに嫉妬・・・わかる・・・
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いつ終わるんだ?
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今回小早川奈津子がずい分出てましたねぇ。あんまりでしゃばられると、何がメインの話かわからなくなるんですよね。でも、竜になっても長兄の雷を恐がる終くんがかわいいです。
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小早川さん無敵すぎる。
あの人も実は人外でした、なんてオチは、流石にないですよね? -
3月22日読了。
ランバートとの大決戦。
悲哀を絡めてきましたがこの先どうなっちゃうんでしょう・・・
文庫版の13巻で完結していて欲しいです。 -
続きが全く出ない!!
なので売ってしまうよ〜。 -
10巻!茉莉ちゃんも実は・・・と言う事が発覚したあたり?彼女も鍵だったんですよー