- Amazon.co.jp ・本 (551ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062648684
作品紹介・あらすじ
日本全国を恐怖に陥れた大量密室連続殺人事件がついに解決。驚倒すべき動機、トリック、真犯人とは。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ジョーカーとセットで読んだわけだが、この人の作品を評価するとか、私には無理。
本格マニアには面白いんだろうなと思うし、ところどころ、いい部分もある。
才能も感じる。
4大奇書を超えたかもしれない。
しかし普通の人間である私は、この常識では測れない作家の作品を持て余すしかない。 -
流水デビュー作、稚拙、古くさい、登場人物の優秀さを表現するのに全て若年・容姿端麗でレベル低い、下手すぎて無駄に長い、超展開、褒める人の意見を全部踏まえて理解した上で決定的につまらない、端から見てるとまさに宗教
-
一度読んだものの読み直しです。
というのも、舞城王太郎の『九十九十九』を買ってきたからです。
やっぱりオリジナルを読んでから…というか、九十九十九ってどんな人だったっけ?と思って。
というわけで、『九十九十九』も読み終わってるんだけど、とりあえず今日は『ジョーカー』&『コズミック』の感想です。
改めて読んでみると、昔ほど清涼院流水がキライではなくなった…かな。
や、それでもやっぱりあんまり好きくないけど。
なんていうか、「散らかしっぱなし」な感じ。
散々おもしろそーなネタをばらまいておいて、回収ができてない…みたいな。
『コズミック』の言葉遊びなんかは特にそう。
この見立てにはこういう意味が隠されてる、で、こういう意味も見いだせる、あと、こーゆーのもある、って…。
「で?」って感じなのです。
キリないし、意味ない。
意味があるとすれば、作者の言葉遊びに懸ける熱意(?)と労力がわかるくらい。
本格ミステリは、すべてが解決のための伏線になっているところが美しいのに。
ちなみに、西尾維新のような言葉遊びは好きです。
事件の解決とは無関係な言葉遊び。
単純で無意味で、かなりスキ。
さて、で、九十九十九。
なんか、『ジョーカー』&『コズミック』読んで思ったのだけど、九十九十九って、他の探偵(龍宮とか霧華とか鴉城Jr.とか)に比べて、なんかあんまり魅力なくない?
人間らしさがないからかなぁ?
それとも探偵が多すぎるせいで、出番が少ないから?
なんか、代替可能な感じがして(解決するのは九十九十九じゃなくてもよくない?って感じがして)…微妙です。
というわけで、なんだか煩雑な文章になったけれども、『ジョーカー』&『コズミック』の話はこれくらいで、明日は『九十九十九』! -
私の中で、栄誉ある『本を読み終わった瞬間に投げつけたくなる作品』第1位を受賞しています。
本当に、読み終わった瞬間に「なんやねん!」と思いました。
色々な意味で、もの凄い作家さんです、清涼院流水。
作品の内容としては、密室卿という訳の分からない人が、1年間で1200人を密室で殺すと予告。その予告通りに、ひたすら人が殺されていき、それをJDCという正義の探偵組織が解決する、というものです。
私は残念ながら、彼と波長が合わないようですが、はまる人ははまると思いますよ。 -
まあまあ
-
おおーー!そうかーそういうことなのか。JDCメンバーが一人ずつ真相にたどり着いていく中で、片鱗すら見当もつかず途中からなんで私は全くわからないのかと哀しくなっていましたが、これはしょうがない悔しくない!でもこの力技トリックは嫌いじゃないし偏執的なアナグラムや言葉遊びは感心します。言われた通りの順番で読みましたが人物像が把握できていたのは悪くなかったです。ジョーカーもこれを読む前に読んで良かった気がします。4冊で2千頁弱。私は時間の無駄とは思わなかったし続きにも興味があるけど、人には勧めないです(笑)。