図説インド神秘事典 (KODANSHA SOPHIA BOOKS 知 22-1)
- 講談社 (1999年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062690928
作品紹介・あらすじ
インド文化を12章に分類し解説した事典。
感想・レビュー・書評
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「インド本で一番オススメは?」と聞かれたら、これを挙げます。様々なジャンルからインドを見せてくれます。その切り口の多彩さと深さは他のインド本とは一線を画すと思います。イラストは作者自身のもの。深いけどわかりやすい。贅沢な一品!
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SOLD OUT
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ものすごく盛りだくさんな内容で、ご自身が実際にインドを旅して見聞きした一次情報も豊富だし、その生の情報を補足する古典・文献からの引用も充実しています。…充実しているんですが…なんだか胡散臭いというか、「ホントかなぁ?」という印象を抱いてしまうのはなぜなんでしょうね?
おじさんのホラ話にしておくのはもったいないなぁと思うのですが、どうしてもそういう域を出ていないような。
講談調の語り口がいけないのかしら。
「身体にやさしいインド」の時も思いましたが、ものすごく散らかった家に招待されたような印象は相変わらずで、私はきれい好きなので、読んでいて少しストレスがたまりました。
「身体にやさしい~」よりは少しオーガナイズされてはいますが、やっぱりちらかってる!と思います。せっかくのインドへの深い理解がうまくアウトプットされていないような、もったいない気がしてなりません。 -
インドの 性愛、哲学、武術、建築、歴史、等を網羅。
一応必携。カラリパヤット、カバディも収録される。 -
この著者、スゲー!!会ってみたい♪
インドの怪しい人たちと触れ合いまくっていると
思われる。
インドの全てが分かる辞典。
カーマスートラは童貞の人が意識離脱により他人の秘め事を
のぞき見して書いた本だとか…
インドの行者にもらったムーンストーンで肝炎が治ったとか…
大麻を愛好するのは、大麻によって笑ったりハッピーになることが
全ての病を治す早道とか…
ヨガの呼吸法は脳を酸欠にさせてハイになるためとか…
行者は頭に神を明確に思い浮かべ、一体化するのが
狙いとか…
やば、インドの魅力にハマる… -
多角的な内容で、カジュアルな語り口ながら内容は相当本格派。
さすがは伊藤さんです。